L'Amore in Musica・・barokní divadlo v Českém Krumlově・・2015/9/18 [オペラ]
Antonio Boroni: L’Amore in Musica
Dramma Giocoso per Musica
First performed in Venice, Teatro di S. Moisè, in 1763
Modern World Premiere
Hof-Musici Baroque Orchestra, directed by Ondřej Macek
世界遺産に登録されているチェスキークルムロフ城のバロック劇場では毎年9月にバロックフェスティヴァルが開催され、3日間だけバロックオペラを上演します。それも当時の上演形式で、現代では上演されなくなった作品を上演するというものです。
埋もれた作品を現代によみがえらすのには大変な労力と資金が必要なはずで、そのため物価の安いチェコにしてはチケット代は日本円で1万円くらいするのですが、立派なパンフレットが無料で配られ、そのくらいのチケット代ではとても採算が合うものではないかと思われました。採算云々というより、文化遺産の保護という意味合いが強く、年に一度は舞台装置点検と整備に公演を行っているというところでしょう。観客席も6、7割くらいの観客しか入れてませんでした。
ドロットニングホルムよりも小ぶりで、古びた雰囲気の劇場です。内部の照明は蝋燭型の電気の照明ですが、薄暗く、とてもパンフレットを読める明るさではありません。字幕なしのイタリア語のオペラで、イタリア語を理解できる人以外は内容も分からないまま進行していくので、休憩時には外へ出てパンフレットを読む観客の人が大勢いました。はメガネを持っていかなかったので外へ出ても万歳お手上げ \(??)/
作品はモーツァルト作品に似た雰囲気で、コロラトゥーラを駆使する歌も盛り込まれた喜劇でした。内容については、パンフレットをしっかり読めばわかるのでしょうが、怠慢はその後いっさい開けておらず・・・<(_ _)>
演出はいわゆるHIP(Historically informed performance)、歌手の所作はバロックジェスチャー、内容云々というより、当時の雰囲気を味わうことが醍醐味という公演でした。
最も興味深かったのはオケピの中。譜面を照らす照明は蝋燭で、始まる前に蝋燭を点灯してまわったのには少々ビックリ。オケの配列は2列に向かい合って座っており、その間に譜面と蝋燭があるというもので、左端にチェンバロを弾く人がオケのメンバーの方を向いて座っており、統率を取っていました。
チケットはネットで予約できますが、1か月以内に引き取りに行かなくてはいけません。今回はたまたま8月にも行けたので、そのときに引き取ってきましたが、意味不明だったのはネット上では列と座席番号があるのにチケットには一切表示がなく、尋ねてみたところ、ベンチシートで番号などなく自由席とのこと。結局、販売数コントロールのためにネット上では座席番号があるように販売しているということのようです。前もってチケットを引き取りに行けない場合はメールなどで問い合わせたほうがよいでしょう。
Dramma Giocoso per Musica
First performed in Venice, Teatro di S. Moisè, in 1763
Modern World Premiere
Hof-Musici Baroque Orchestra, directed by Ondřej Macek
世界遺産に登録されているチェスキークルムロフ城のバロック劇場では毎年9月にバロックフェスティヴァルが開催され、3日間だけバロックオペラを上演します。それも当時の上演形式で、現代では上演されなくなった作品を上演するというものです。
埋もれた作品を現代によみがえらすのには大変な労力と資金が必要なはずで、そのため物価の安いチェコにしてはチケット代は日本円で1万円くらいするのですが、立派なパンフレットが無料で配られ、そのくらいのチケット代ではとても採算が合うものではないかと思われました。採算云々というより、文化遺産の保護という意味合いが強く、年に一度は舞台装置点検と整備に公演を行っているというところでしょう。観客席も6、7割くらいの観客しか入れてませんでした。
ドロットニングホルムよりも小ぶりで、古びた雰囲気の劇場です。内部の照明は蝋燭型の電気の照明ですが、薄暗く、とてもパンフレットを読める明るさではありません。字幕なしのイタリア語のオペラで、イタリア語を理解できる人以外は内容も分からないまま進行していくので、休憩時には外へ出てパンフレットを読む観客の人が大勢いました。はメガネを持っていかなかったので外へ出ても万歳お手上げ \(??)/
作品はモーツァルト作品に似た雰囲気で、コロラトゥーラを駆使する歌も盛り込まれた喜劇でした。内容については、パンフレットをしっかり読めばわかるのでしょうが、怠慢はその後いっさい開けておらず・・・<(_ _)>
演出はいわゆるHIP(Historically informed performance)、歌手の所作はバロックジェスチャー、内容云々というより、当時の雰囲気を味わうことが醍醐味という公演でした。
最も興味深かったのはオケピの中。譜面を照らす照明は蝋燭で、始まる前に蝋燭を点灯してまわったのには少々ビックリ。オケの配列は2列に向かい合って座っており、その間に譜面と蝋燭があるというもので、左端にチェンバロを弾く人がオケのメンバーの方を向いて座っており、統率を取っていました。
チケットはネットで予約できますが、1か月以内に引き取りに行かなくてはいけません。今回はたまたま8月にも行けたので、そのときに引き取ってきましたが、意味不明だったのはネット上では列と座席番号があるのにチケットには一切表示がなく、尋ねてみたところ、ベンチシートで番号などなく自由席とのこと。結局、販売数コントロールのためにネット上では座席番号があるように販売しているということのようです。前もってチケットを引き取りに行けない場合はメールなどで問い合わせたほうがよいでしょう。
2015-09-26 21:27
nice!(0)
コメント(0)
トラックバック(0)
コメント 0