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セルセ・・・Oper Frankfurt・・・2019/2/2 [オペラ]

 この時期に遠征したのはベルリンフィルデビューが決まっているカリディスが指揮を執るこの公演が気になったからです。
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Musikalische Leitung Constantinos Carydis
Regie Tilmann Köhler

Xerxes Zanda Švēde
Arsamene Lawrence Zazzo
Romilda Louise Alder
Atalanta Elizabeth Sutphen
Amastre Katharina Magiera
Ariodate Božidar Smiljanić
Elviro Thomas Faulkner

Frankfurter Opern- und Museumsorchester
Vokalensemble
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 様式だけにとらわれず、劇としての信憑性と面白さも追求していた公演でした。
 
 しっとりと聴かせるアリアでは歌手はほとんど動くことなくゆっくりと歌ったのに対し、歌い方も演技も感情を露わに激しく表現する時があり、おのずとテンポが変化したのですが、演出と合って自然な流れでした。 
 ある歌手のインタビュー記事でカリディスは歌い方を細かく指示する指揮者だったと読んだことがあります。ドイツでは指揮者が歌い方を指示することは伝統的とはいえ、イタリアもの、しかも古楽を主としている歌手の人達にとってはどうなのだろうと思いながらの鑑賞でしたが、素人に指揮者の指示の有無を判断できるわけがありません。歌手の人達はテンポの変化も激しい演技もなんら苦も無く歌い演じていて、再演の最後の公演ということもあり、オケの演奏も含めて完成度の高い公演でした。
 途中カスタネットやタンバリンの周囲のシンバルを鳴らしたような音がしたのは今までこの作品で聴いたことがなく、そんな新鮮さとアグレッシブともいえる音楽づくりは同じギリシャ出身のクレンツィスに少し似ているような気もしました。

 オケピの周囲に歌手が通れる通路を設け、舞台の奥行が狭い歌手に優しいセット、時代は現代に設定した演出でした。幕や壁の背後でも演じることがあり、それをカメラで撮影しながら幕や壁に映し出すという手法はシンプルな舞台には効果的に思えました。

 カーテンコールは賞賛に溢れ、歌手の人達の満足気な笑顔が印象的でした。

 
 
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コメント 2

サンフランシスコ人

サンフランシスコ歌劇場に、1シーズンだけ.....

http://archive.sfopera.com/reports/rptOpera-id1898.pdf

当時の米国オペラ界を代表する歌手人たち.....私は行きませんでした...
by サンフランシスコ人 (2019-05-23 02:59) 

kametaro07

サンフランシスコ人さま
 当時といっても8年ほど前なのでまだ活躍している歌手の人達ですね。アメリカの主な歌劇場は大きくて古楽にはあまり適さない気がしますが、どうなのでしょう。
by kametaro07 (2019-05-28 20:37) 

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