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プラハ交響楽団・オープニングコンサート・・Smetana Hall・・・2015/9/17 [コンサート・リサイタル]

Pavel ŠPORCL | violin
PRAGUE SYMPHONY ORCHESTRA FOK
Pietari INKINEN | conductor

プログラム
ESA-PEKKA SALONEN  LA Variations (Czech premiere)
BOHUSLAV MARTINŮ  Concert for violin and orchestra č. 1 H 226
ANTONÍN DVOŘÁK  Symphony No. 9 in E minor, op. 95 "From the New World"

 
 初めてのスメタナホールでの鑑賞は首席指揮者インキネンを迎えてのオープニングコンサートでした。

 まず、プログラムが素晴らしい。
 初めにインキネンの祖国フィンランドの先輩指揮者サロネンの曲にしたのはフィンランド出身という自己紹介のよう。
 次に、祖国チェコに帰郷することを願いながら時代に翻弄され、無念にも願い空しく異郷で果てたマルティヌーを忍ぶ。バイオリニストのシュポルツルは長い髪を後ろで束ね、さりげないカジュアルな服装で現れ、これまたさりげなく妙技を披露し、観客は大感動でアンコール。

 休憩後のドヴォルザークはオケのメンバーの誇りに満ちた演奏に聴いていても見ていても感動でした。

 観客はスタンディング・オベーション。隣に座っていたおばあちゃまは胸に手をあて、目に涙を浮かべてました。

 インキネンとプラハ交響楽団の船出は順風満帆に思えました。

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