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修道院での結婚・・Staatsoper Unter den Linden・・2019/4/13 [オペラ]

 ベルリンのフェスト、先に書いた『マイスタージンガー』の前日に観た公演です。
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MUSIKALISCHE LEITUNG Daniel Barenboim
INSZENIERUNG, BÜHNENBILD Dmitri Tcherniakov

DON JEROME Stephan Rügamer
DON FERDINAND Andrey Zhilikhovsky
LUISA Aida Garifullina
DIE DUENNA Violeta Urmana
DON ANTONIO Bogdan Volkov
CLARA D'ALMANZA Anna Goryachova
MENDOZA Goran Jurić
DON CARLOS Lauri Vasar
MODERATOR Maxim Paster

 チェルニアコフとあって読み替えでないわけはありません。設定が舞台奥の壁に映し出され、字幕も同じく舞台奥の壁に表示されたのは視線をそれほど動かさずにすむので良いアイデアに思えたのですが、サイドの後方席の観客には死角になってしまったかもしれません。でも設定や字幕が見えてなくても楽しめるであろう演出で、とはいえ、見えていても理解できない部分もある演出でした。その辺はチェルニアコフなので推して知るべしというところ。それに演出がどうあれ結果的に楽しめたのは何といってもプロコフィエフの音楽の魅力によるところが大きく、どこか浮遊感を伴った粋な音楽を聴いているとコメディなんだから理詰めでみることはないと割り切れてしまいました。

 人生をオペラに捧げてしまったようなオペラ好き達が集合し、新作オペラを制作するということで始まったのは、実はオペラ依存症を治すためのライフセミナー。さまざまな受講内容に嫌気がさした受講者はやがてインストラクターに逆襲、そしてコンセプトは最後にド派手に用意してあり、大団円でした。
 舞台セットは改修前の客席を無造作に並べただけ。最後の場面のコーラスのド派手な衣装も素材はそれほど高価には見えず、制作費用を抑えることが条件だったかと推測してしまうほど。セットがシンプルな分、映像や小道具が活躍してましたが、それ以上に大活躍だったのが歌手の人達。歌になんら不足なく、喜劇役者のようによく動いて楽しませてくれて、初演初日だというのにチームワークも万全でした。
 しかし、さすがにウルマーナには演技は多くを要求しておらず、ベテランの余裕で万全の歌いっぷり。それでも役は元トップ歌手という絶妙な設定で、映像を使ってしっかりと笑どころを押さえていたのはチェルニアコフに抜かりなしというところ。
 主役のリューガマーはいつもどんな役でも器用に自然体で歌ってしまう人ですが、今回はさらにミニトランペット(コルネット?)や並べたグラスを演奏したりと、ここまで器用だとは知りませんでした。

 カーテンコールでチェルニアコフが登場するとお約束のようにブーとブラヴォーとのせめぎあい。それでも若干ブラヴォーの勝ち。ブラヴォー派は最後にド派手に演出されていたコンセプトが気に入ったのかもしれません。[猫]もどちらかというとブラヴォー派です。
 
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