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セビリアの理髪師・・・Staatsoper Hamburg・・・2019/3/21 [オペラ]

 3月の旅行の目的はユリアちゃんの追っかけ。ロッシーニのブッファは使いまわしが多いせいか、どれも似たり寄ったり。正直なところ、もうあまり聴く気がしないのですが、ユリアちゃんが歌うとあれば別問題です。
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Musikalische Leitung Roberto Rizzi Brignoli
Inszenierung nach: Gilbert Deflo

Il Conte d'Almaviva Antonino Siragusa
Don Bartolo Maurizio Muraro
Rosina Julia Lezhneva
Figaro Franco Vassallo
Basilio Alin Anca
Fiorello Jóhann Kristinsson
Berta Ida Aldrian

 演出は1976年初演なので鉄板のレパートリー。それだけ長く続いているのは多くの人に支持されている演出ということでしょうが、やはり当たり前の演出は高揚感に欠けるのは否めません。それでもたまには良いとしておきます。それに歌手の人達にとって初演は演出家や指揮者からの要求が多く、そればかりでは疲労困憊。自由度が高いレパートリーもないと息がつまりそうです。
 指揮者は元々ファソリスだったのですが、気がついたときにはブリニョリに変更。指揮者としてはヴァッサーロ、シラグーサ、ムラーロと3人がいれば任せて安心、3人のベテランイタリア人歌手が公演の屋台骨といった印象の公演でした。
 ユリアちゃんを2010年にザルツブルクで初めて聴いた時はプログラムにソプラノと書いてあったのに、いつの間にかメゾとなっていて少々意外に思ったときもありました。しかし、今や第一声からして明らかにまろやかなメゾの声です。定番の演出ということもあり、歌に集中して丁寧な歌いまわしで聴かせてくれて、ベテラン歌手の間にあっていつにもまして初々しく、深窓の令嬢といった印象のロジーナでした。
 バジーリオ役の人はアンサンブルメンバーということでオトボケが堂にいった演技で好演。
 5人の重唱は見事に調和してました。
 公演のハイライトはアルマヴィーヴァがバルコニーの下で歌う愛のカンツォーネ。シラグーサがギターを自ら奏でながら歌ったのは素敵な見どころ、聴きどころでした。オケはその間お仕事がないので観客になっているメンバーも数人いましたが、滅多にない嬉しい機会だったことでしょう。
 ただし、シラグーサをキャスティングしながら最後のアリアはカットのまま。あくまでレポートリーとして特別なことはしなかったのは鉄板のレパートリーというより鉄壁のレパートリーかと思えた堅さでした。劇場の方針なのでしょうが、ドイツ、特に北部はロッシーニ作品に関心が高くないのかもしれません。
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