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死の都・・・Staatsoper Hamburg ・・2018/10/2 [オペラ]

 2日前に不調のアナウンスがあったフォークトは出演するのかと疑問を持ちつつ、それでもこのプロダクションでのフォークトは聴いたことがあるので、ダブルキャストの一人、ワークマンでも聴いてみたいなどと、フォークト目当ての人が聞いたら叱責されそうなことを考えてました。チコちゃんに叱られなければ良しとします。
 以前鑑賞した公演の感想は→こちら
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Musikalische Leitung Roland Kluttig
Inszenierung Karoline Gruber

Paul Klaus Florian Vogt
Marietta / Die Erscheinung Mariens Allison Oakes
Frank / Fritz Alexey Bogdanchikov
Brigitta Marta Swiderska
Juliette Na'ama Shulman
Lucienne Gabriele Rossmanith
Gaston / Victorin Sungho Kim
Graf Albert Dongwon Kang
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 案の定、始まる前にアナウンスあり。しかも二人も調子が悪いと。ところがところが、フォークトの名前はなし。これは先に他の二人に言われてしまったので調子が悪いとは言えなくなってしまったとか?と穿った見方もしてしまいましたが、確かに調子の悪さを感じることもなく、以前聴いたとき同様、名演でした。
 それでも公演全体の印象としては異なる面がなきにしもあらず。
 以前は演奏が爆演といってよいくらい鳴らしてましたが、歌手が二人も調子が悪いとなればそんな酷なことができるはずありません。そのため迫りくるような臨場感といったものが希薄に感じたのは致し方ないところ。それに物足りないというほどではありませんでした。
 演出についても少しの演技の違いが異なる印象をもたらす結果となりました。最後の場面、以前は椅子に腰かけているパウルの傍らにマリーが立っていたのに、今回は跪いているという演技。笑みを浮かべていたのは同様だったのですが、パウルを見下ろすように立たずんでいたときには不気味な印象が残ったのに対し、跪いて下を向きながら微笑むという演技はパウルが癒されるときもあるかのような余韻を残しました。
 この作品を鑑賞することが震災の喪失感を思い出す引き金となるのは相変わらず。その余韻はパウルのみならず観ているものにとっても救いでした。
 
 フォークトに加え歌手で良かったのはマリー/マリエッタ役のオークス。調子が悪いということで一か所だけ辛そうに発声していた場面はあったとはいえ、どの音域でも美しい発声で声質が均質だったのが好印象でした。

 尚、臨席の人と話すことは結構あるのですが、今回のお隣さんはフォークトファン。知り合いの人からフォークトがパウルを歌うのは最後かもしれないと聞いて来たとのこと。来年6月にスカラで歌うと教えてあげたら行く気満々になってました。パウルはもう歌わないということの真偽のほどは分かりませんが、[猫]も他の演出で聴いてみたいので行かなくてはいけない気がしてます。

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コンコード ソナタ・・ELBPHILHARMONIE HAMBURG ・・2018/10/1 [コンサート・リサイタル]

 ミュンヘンの次は3日のハンブルク『アルチーナ』が目的とあって、1日、2日とどうするかがまた悩みどころでした。パリで興味のある公演があったので、1年前だったら間違いなくパリに行ったのですが、再度頭に浮かんだのがチコちゃん。しんどい思いをしたらまた叱られる。ということでチコちゃんのお陰でエルプフィルハーモニー初体験!

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Adam Walker Flöte
Tabea Zimmermann Viola
Pierre-Laurent Aimard Klavier

PROGRAMM
Edgard Varèse
Density 21.5
Dmitri Schostakowitsch
Sonate für Viola und Klavier op. 147
- Pause -
Elliott Carter
Scrivo in vento
Charles Ives
Sonate Nr. 2 Concord, Mass., 1840-1860

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 馴染みの薄い曲ばかりでしたが、卓越したテクニックに裏打ちされた名演を堪能。最後のアイヴズのコンコードソナタはエマールが来日した折にも演奏していたようですが、途中フルートがホール上方で奏で、ピアノと重なったのは更なる広がりと透明感をもたらした演出でした。
 
 惜しむらくは観客のマナー。フルートの独奏は技術を駆使してさまざまな音色で表現する曲でしたが、客席からこともあろうに笑い声。ピアノ演奏が盛り上がりを見せた場面では曲の途中であるにもかかわらず拍手。入口付近でチケットを配っているツアコンらしき人がいて嫌な予感はしたのですが、[猫]は久々に身も心もペッタンコの脱力平目状態でめげそうでした[もうやだ~(悲しい顔)]

 『ネコちゃんに誉められる』とタイトルを変えたからにはブツブツと言いたくはないのです。常日頃そのために苦手な劇場や演目にはなるべく足を運ばないように心がけているのですが、観客のマナーは如何ともしがたし。ホール内まで観光地化しているかのようでなんとも残念でした。

 次の日はお天気が悪かったのですが、その次の日は晴れたのでプラザレベルからの眺望を楽しみに再訪。入口付近がごった返す中、係員がいてバーコード付き入場券を配布してました。
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 入口を入ると長いエスカレーターを利用。バリアフリーの時代にエレベーターがないわけないだろうと思って帰りはエレベーターを使ってみたところ、正面の出入口とは別で、建物の右側面に出ました。(正面入り口に向かって右)

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 尚、コンサートの休憩時には化粧室が少なくて大行列。この日のプラザレベルも同様。コンサートのときはそれほど内部をくまなく探したわけではないので、どこか他にもあるはずです。次回機会があったら時間に余裕をもってきてあちこち見ることにします。




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