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Purcell / Stravinsky / Orthodox liturgyムジカエテルナ・・・Auditorium, Darius Milhaud Conservatoire・・・2015/7/16 [コンサート・リサイタル]

Musical direction Teodor Currentzis
Orchestra and chorus MusicAeterna (chorus and orchestra of Perm Opera )

Soprano Nadezhda Pavlova
Alto Nataliia Liaskova
Tenor Stanislav Leontiev
Bass Dmitry Ulianov
Pianists Artem Abashev, Oksana Pislegina, Alexander Osminin, Mikhail Mordvinov

Russian songs from the 16th century
Piotr Tchaïkovski Hymn of the Cherubim
Igor Stravinsky Otche Nash
Henry Purcell Anthem - Hear My Prayer, O Lord!
Igor Stravinsky Veruiyu
Henry Purcell Anthem - I will sing unto the Lord
Igor Stravinsky Bogoroditca, deva, raduicia
Henry Purcell Remember Not, Lord, Our Offences
Igor Stravinsky The Wedding
BLOG7649.JPG

 再びのエクス。

 初日はダブルヘッダーで、まずクレンツィス&ムジカエテルナのコンサートでした。

 会場は大劇場のそばの小ぶりなホールでしたが、まるで音楽学校に付属したコンサートホールのような雰囲気。

 前半は演奏なしのコーラス、後半はピアノ4台と打楽器、ソリストを交えたパフォーマンスでしたが、特に印象に残ったのは前半のコーラスでした。

 コーラスが入場するとき、低音がかすかに流れ、それがコーラスの声なのか、電子音によるものなのか判断はできなかったのですが、おごそかな雰囲気に包まれました。コーラスの中には後半でソリストを勤める歌手の顔ぶれも見受けられました。

 クレンツィスの指揮ぶりはまるで気を操る気功師か魔法使いのよう。手の動きに一瞬遅れてコーラスの声量が変化するさまは、まるでスライム。
いや、その声の輝きも考えると水銀のよう。
いやいや、個体でも液体でもなく、そのボリュームが変化する様は気体。

 我ながら何を言っているのでしょうか???なぞなぞのような感想になってしまいました<(_ _)>

 それくらい不思議な魅力を放ち、コーラス全員がゆっくりとパントマイムのような動きをするのも独特な美しさだったパフォーマンスでした。

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