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ガランチャ ウィーン「カルメン」降板 [雑感]

なんとなくチェックしていたら、ウィーンの「カルメン」からガランチャの名前が消えているのに気付きました。
代役はNadia Krasteva
楽しみにしていた方は残念ですね。

ガランチャのH/Pには23日付けで今回の降板についてアナウンスがありました。
マイナーな手術を行い、22日には回復する予定だったが、、ドクターのアドヴァイスにより、さらに2週間の休養が必要になったということです。
http://www.elinagaranca.com/en/id=811

5月31日からのバイエルン州立歌劇場の「カルメン」は今のところ予定どおりです。

デセイが無事復帰したと思ったら、今度はガランチャ・・・。
手術の内容などは書いてありませんが、31日からの公演には元気な姿を見せてもらいたいものですね。
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コメント 23

keyaki

シーズン発表では、この公演はガランチャ、ビリャソン、ネトレプコ、ダルカンジェロだったんですよね。ガランチャより先に、指揮のMariss Jansonsも入院したそうです。
ネトレプコが出るので、もちろんビリャソンはキャンセルです。
ミュンヘンのあとは、バレンシアでもカルメンの予定が入ってます......
人気歌手は、綱渡り状態で大変ですね。術後の回復が順調じゃないって、ちょっと心配ですね。
by keyaki (2010-04-29 00:39) 

kametaro07

keyaki さま
>指揮のMariss Jansonsも入院したそうです
それは知りませんでした。
ウィーンでも目玉公演がガタガタになってしまったというところですね。
人気が出ると世界中を渡って活動しなくてはいけないので、健康管理も大変なのでしょうね。
長引かないことを願ってます。
by kametaro07 (2010-04-29 01:15) 

Steppke

また、ガランチャがらみでコメントさせて頂きます。
Jansonsの降板は国立歌劇場からの配役変更メールで、Garančaの手術はオーストリア在住のはっぱさんのブログで知りました。(国立歌劇場からは何故かメールが来ませんでした)

私もミュンヘンのチケットを何とか入手したので、(コメントさせて頂いた) 2月のパリの二の舞か!?と心配になり、海外のブログ等をいろいろと見ましたが、どうも少しトーンが違います。
Jansonsの代役は同じラトヴィア出身で弟子のAndris Nelsonsになりましたが、Garančaは旦那のKarel Mark ChichonにするようHolender監督に依頼し、断られたようです。手術は多分本当なのでしょうが、2週間安静にという医者の忠告は表向きの口実だと言うのです。
また、GarančaはNelsonsとも同郷になりますが、どうも嫌っているらしいともありました。

もう一つ、キャンセルされても仕方ない理由があるようです。
以前、今回の公演は録音され、映像を別に撮って映画にする予定だという記事をどこかで読んだことがあります。Netrebko、Villazónで最近映画化された『La Bohème』と同じ形です。
Garanča、Netrebko、VillazónというDGの大看板が揃い、D'Arcangeloは兄弟会社Deccaの専属、更にJansonsの指揮でほぼヴィーン・フィルと、かなりのヒットが期待できるものだったのが、まずVillazónが抜け、Jansonsも振らないのならば、録音は無いでしょう。
GarančaのCarmenは、メトのHD Liveが5月末にDVDで発売されますし、多分、メトでの交代が決まった時点(Villazón降板は発表済み)で映画化はお流れになり、無理して出演する理由も無くなったというものです。

Netrebkoも、直前の『I puritani』を降板していますし、ほぼキャンセル確実(或いはチャリティ公演の1回のみ出演)との噂もあるようです。
Holender監督は、任期の最後に超目玉を用意しましたが、とんだコケ方になりました。

..などと書いている最中に、また国立歌劇場から5月3日・6日の配役変更メールが来ました。
今度こそNetrebkoか!?..と色めきましたが、MoralèsがBoaz DanielからAdrian Erödに交代するという内容でした。
by Steppke (2010-04-30 01:52) 

keyaki

Steppkeさん
kametaroさんより先に失礼します。

なるほど、そんな裏地事情があったとは....ガランチャ降板の件...

>(国立歌劇場からは何故かメールが来ませんでした)

ということからも、夫の指揮が受け入れられなかったので、やる気をなくしたというのが、事実のような気がします。

指揮者もなかなか競争が厳しいようですけど、ウィーン国立歌劇場で奥さんの口利きというのは......ちょっと....まだ若いのにガランチャ夫妻もかつてのグルベローヴァ&ハイダーみたいになっちゃうんでしょうか....

ちょっと調べてみましたら、ミュンヘンは、Chichonの指揮なんですね。ガランチャのコンサートもChichonの指揮ですし....夫婦共演がけっこうありますね。
おかしなことを発見....Chichonは、4月29日と5月2日は、マドリードで清教徒を振ることになっていたのに、他の指揮者に代わってます。ウィーンは3日からからなので、そのためにキャンセルしたんでしょうか.....だとすると、ガランチャの勇み足でかなりショックですね。

> 今回の公演は録音され、映像を別に撮って映画にする予定

そうです。ボエームと同じ監督が映画にするつもりだったのは確かです。その監督が、ボエームの次はカルメンと言ってました。
しかし、あれは映画とは言えないような時間もお金もかけていない中途半端なものでしたから、没になってよかったんじゃないですか。
by keyaki (2010-04-30 16:31) 

Steppke

keyakiさん、初めまして。いつもブログを拝見しております。
(kametaroさん、この場をお借りして済みません)

ブログその他に書かれていることなので、真偽のほどは分かりません。また、私のつたない語学力で読んでおり、正しく理解していない部分があると思います。
ただ、私も、最初はどんな手術か、容体はどうなのかという心配からあちこち調べ始めたのですが、このような情報に行き当たり、納得してしまいました。

確かに、Garančaは旦那をかなり引張っていますね。ここ数年のヴィーンでのクリスマス・コンサートは旦那の指揮でした(昨年は、本人がメト出演で歌わないのに、指揮は旦那でした)し、各地のオペラ座やコンサートもセットになることが多いようです。
マドリードの件は知りませんでした。なかなか面白いですね。

昨年9月にベルリン・ドイツ・オペラの開幕で、I Capuleti e i Montecchiを聴いたのが旦那の指揮に接した唯一の経験ですが、なかなか良い指揮者だとは思います。
ミュンヘンは旦那の指揮なので、余程のことが無い限り歌ってくれるだろうと、少しは安心しています。
by Steppke (2010-04-30 21:35) 

kametaro07

Steppkeさま
情報ありがとうございます。
>国立歌劇場からは何故かメールが来ませんでした
ということと、
keyakiさんの情報
>Chichonは、4月29日と5月2日は、マドリードで清教徒を振ることになっていたのに、他の指揮者に代わってます。ウィーンは3日からからなので、そのためにキャンセルしたんでしょうか.....
両方伺うとHolender監督、歌劇場サイドとGarančaサイドとの間で何か行き違いあったのか?とも想像しちゃいますね。

>Netrebkoも、直前の『I puritani』を降板
病気で降板ということですが、またご懐妊の噂もでてるようですし、今後も間引きのようなキャンセルはありそうですね。

ご覧になるミュンヘンではミカエラはキューマイヤーですし、ガランチャもご主人と一緒でご機嫌良く歌ってくれそう・・・。
楽しまれてください!
by kametaro07 (2010-04-30 21:44) 

kametaro07

keyakiさま
>まだ若いのにガランチャ夫妻もかつてのグルベローヴァ&ハイダーみたいになっちゃうんでしょうか....
本当に・・・やはりお互い気心も知れてやり易いのは間違いないでしょうし、内助の功でもあるのでしょうね。
グルベローヴァ&ハイダーは別れてからも仕事は時々一緒にやっているようですから、長年培った阿吽の呼吸は心の気綱より強い・・・ということでしょうか?

ネトレブコはまたご懐妊説が浮上してますね。
ROHの「マノン」はまだ残ってますが、間引きの可能性が高い気がします。

by kametaro07 (2010-04-30 22:09) 

Steppke

Netrebkoは、予想に反して、歌ったとのことです。
まだ1紙の速報にしか出ていないようですが、全体として素晴らしく、単なるAnna-Netrebko-Showではなかったようです。

しかし、新聞にまで、Garančaのキャンセルは「正確なところは何故か分からない」と書かれていました。
by Steppke (2010-05-04 12:44) 

kametaro07

Steppkeさま
>Netrebkoは、予想に反して、歌ったとのことです。
「清教徒」のキャンセル理由が体調不良だったと聞きますが、地元のファンに対してそうそうキャンセルはできないというところでしょうか?
全体として素晴らしかったとのこと、ゴールデンウィークで日本からも大勢の方が観にいったようですから何よりです。
>新聞にまで、Garančaのキャンセルは「正確なところは何故か分からない」と書かれていました。
H/Pで術後の経過が良くないと発表してるのに、Garančaの立場がありませんね。
やはりHolender監督、歌劇場サイドとGarančaサイドとの間で何か行き違いあったのかと勘ぐってしまいますが、Garančaはミュンヘンの公演に期待したいです。
by kametaro07 (2010-05-06 21:22) 

Steppke

(Garančaばかり真偽不明の情報を続けて、済みません)

ヴィーン中心のオペラ批評誌(オンライン版)には、消息筋の情報として、Chichonの指揮に対してはHolender監督が一旦OKしたが、ヴィーン・フィルが拒否権を発動した、とありました。

また、そのフォーラムには、近いうちにメトのDVDが発売されるが、Netrebkoとのペアで録音されるとメトよりも人気が高くなるので、ニューヨークから出演停止が出たなどという、これはちょっと眉唾の情報も書き込まれていました。
ところが、そのDVDの情報が、DGのサイトからは消えてしまいました。(日本のHMVやTowerには残っています)
何かまた裏事情があるのか、技術的な理由による単なる延期なのか、サイトの表示だけの問題なのか..ライブビューイングに1回しか行けず発売を楽しみにしていたので、気になっています。

ちなみに、ヴィーンでも劇場の外でパンフレット等を配っていることがあります(日本のように塊りではなく、あっても2~3種類が1枚ずつ配られます)が、3日のCarmen公演前には、GarančaのGöttweig修道院でのコンサートのものが配られ、公演後は同じくEisenstadtでのコンサートだったとのことで、顰蹙ものだったようです。
Garančaは、ヴィーンでかなり人気だったのですが、今度ばかりは味噌をつけてしまったようです。
by Steppke (2010-05-08 00:56) 

kametaro07

Steppkeさま
更なる情報ありがとうございます。
>Chichonの指揮に対してはHolender監督が一旦OKしたが、ヴィーン・フィルが拒否権を発動した
その話が真相のような気がしますね。
Chichonがマドリードの「清教徒を」キャンセルした後にOKが覆ってしまったのではGarančaも納得できないし、夫に対して立場がない。
そこで「カルメン」をキャンセルするという事態にいたってしまったというところですね。
>3日のCarmen公演前には、GarančaのGöttweig修道院でのコンサートのものが配られ、公演後は同じくEisenstadtでのコンサートだったとのことで、顰蹙ものだったようです
これはGarančaサイドの指示というよりコンサートの主催者側の判断でやったことのような気がしますが・・・。
>Garančaは、ヴィーンでかなり人気だったのですが、今度ばかりは味噌をつけてしまったようです
ウィーンの来シーズンはネトレブコと共に「アンナ・ボレーナ」ですが、来シーズンからは歌劇場の体制も変わりますし、今回のことが後を引くことがないことを祈ってます。
私自身はリセウのグルベローヴァとの「アンナ・ボレーナの方が興味深いんですけど^^。
by kametaro07 (2010-05-09 19:11) 

ゆみゆみ

ネト様は御懐妊では無かったのでしょうか?
ザルツブルグでは「ロミ・ジュリ」のチケットを持っていますし、ダムラウのコンサート桃っていますが、こちらはキャンセルなのでしょうか?
ザルツブルグで発表がありましたか?

今日フランクフルト行きをキャンセルしました。
今朝のニュースで火山灰の影響でスペイン・ポルトガルと空港閉鎖が起きていると知ったからです。
先日は「きっとあなたなら、シベリア鉄道で戻ってくると思っていた」と言われましたが、海外旅行は何が起こるかわからないから、日程にゆとりが無いと行きにくくなりました。
私の予定も、1から見直しです。
by ゆみゆみ (2010-05-09 20:26) 

kametaro07

ゆみゆみさま
>今日フランクフルト行きをキャンセルしました。
え~~~~!!!
残念です~~~!
まったく噴火騒動には困ったものです。
ネト様ご懐妊は噂で正式発表はないんじゃないですか?
ダムラウも今のところザルツブルグは残ってます。
by kametaro07 (2010-05-09 21:46) 

さぶろー

キャンセルが相次いだのに,
評判がよいようですね.
私はたまたま14-16日にウィーンに滞在するんですが,
立ち見もカルメンをみるのは難しいですかね.
昔は人気指揮者・歌手登場でも徹夜で並べば何とかなったけど,
最近は[優先立ち見券]なるものがあるそうですから..
by さぶろー (2010-05-09 23:31) 

kametaro07

さぶろーさま
>14-16日にウィーン
いいですねー^^。
「優先立ち見券」というのは初めて伺いました。
私は昨年3月ネトレプコのルチアで並びましたが、夕方4時くらいから並んでもParterreで観れました。
567席も立ち見席があるのですから大丈夫じゃないでしょうか。
15,16日の昼には楽友協会でガッティ指揮ウィーンフィルのコンサートもありますね。
昼間はお忙しいでしょうか?
チケット取るのも難しいかもしれませんが・・・。
楽しんでらしてください!
by kametaro07 (2010-05-10 19:12) 

ゆみゆみ

ウィーンがらみで、こちらからお尋ねさせてください。
カメタロウさんまだ異国をご旅行中ですか?

実はマッチャンの様子が少し変です。事務所に色々尋ねたのですが、何の回答もくれません。この様なことは初めてです。
小耳に挟んだのですがウィーンの来年の「オネーギン」も違う人に代わったとか??一応歌劇場のオネーギンの所にはマッチャンの名前は有ります。
何か何処かでご覧になりませんでしょうか?

私はルツェルンを皮切りに、幾つか見に行くため、飛行機も取ってしまっていますが、マッチャンが出ないのに、ワザワザ行く必要の無いところもあります。
もし何かマッチャンに関することがございましたら、教えていただけませんか?いつもお世話になりますが、宜しくお願いいたします。
(今日東京は、死にそうな暑さでした)
by ゆみゆみ (2010-07-19 19:28) 

kametaro07

ゆみゆみさま
ず~~と日本におります^^。
>小耳に挟んだのですがウィーンの来年の「オネーギン」も違う人に代わったとか??
え~~~!その情報はどちらで・・・。
ちょっとマッちゃんの情報は今のところ分かりかねます。
何かありましたらご連絡します。
ルツェルンも名前がありますし・・・取り越し苦労かもしれませんよ。
by kametaro07 (2010-07-19 20:10) 

ゆみゆみ

アレ、日本でしたの?
ようやくマッチャンの事務所からお返事が来ました。
フランクフルトは、演出が駄目だったような。
(もう1人のマッチャンファンに訳していただきましら、ニュアンスがそうみたいです)
ルツェルンもストックホルムもキャンセル無いよ!!ということで、ヤレヤレです。
でも、キャンセルしたら、お暇なわけで、何処かで代役なんてことも^^。
10月~2月まで、マッチャンお仕事無いんですもの。
(マッティフェスティバルのみです。)
カメタロウさんが何処かで見つけられたら、教えて下さいませ。

ウィーンの事は何かの記事と伺いました。
私は、英語だけでも大変、独語はチンプンカンプンです。
by ゆみゆみ (2010-07-25 22:00) 

kametaro07

ゆみゆみさま
>ルツェルンもストックホルムもキャンセル無いよ!!
良かったですね^^。
>マッティフェスティバルのみです
来年の1月しょうか?
何をやるんでしょう。
もう発表になってますか?
by kametaro07 (2010-07-25 22:24) 

ゆみゆみ

「フィガロ」の伯爵だそうです。
発表になっているはずですが・・・。
行くことも考えましたが、さむそ~~。
これだけ暑いと「寒いのもいいかな」なんて考えますが、実際は
大変でございます。
by ゆみゆみ (2010-08-01 21:03) 

kametaro07

ゆみゆみさま
>「フィガロ」の伯爵・・・発表になっているはずですが・・・。
そうですか。
調べてみます。
フランクフルトの「ホフマン」を真剣に考えてたので、それがダメなら選択肢の一つとして検討します。
確かに寒さを考えると他の方が良いでしょうね。
by kametaro07 (2010-08-01 22:32) 

ゆみゆみ

ストックホルムではないですよ!!
「ルエラ」といったでしょうか?
もう殆ど北極ですよ^^。
by ゆみゆみ (2010-08-03 22:10) 

kametaro07

ゆみゆみさま
>ストックホルムではないですよ!!
はい^^。
それは知っていたのですが、考えてみると真冬1月上旬、吹雪で閉じ込められてしまう可能性もありますよね。
やはり辞めたほうが無難です。
でも残りはMETの「ボエーム」と「スペードの女王」ウィーンの「オネギン」しかないじゃないですか~~~ブツブツ。

by kametaro07 (2010-08-04 00:19) 

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