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カルミナ・ブラーナ・・・東京文化会館・・・2010/4/10 [コンサート・リサイタル]

指揮:リッカルド・ムーティ
ソプラノ:デジレ・ランカトーレ
カウンター・テナー:マックス・エマヌエル・ツェンチッチ
バリトン:リュドヴィク・テジエ
管弦楽:東京春祭特別オーケストラ
合唱:東京オペラシンガーズ
児童合唱:東京少年少女合唱隊
合唱指揮:ロベルト・ガッビアーニ

■曲目
モーツァルト:交響曲第35番 二長調 K.385 《ハフナー》
オルフ:世俗カンタータ《カルミナ・ブラーナ》(字幕付)

今頃になって何書いてるんでしょう・・・というくらい日がたってしまいましたが、溜まっていたもので・・・^^;

今回の公演のために特別に結成されたオーケストラということですが、絶妙なリズムとバランスの「ハフナー」とダイナミックで力強い「カルミナ・ブラーナ」、引き締まった演奏だったのはさすがムーティさま!でした。

テジエは前回「ウェルテル」のアルベールで聴いた時は役柄もあって淡々とした印象だったのですが、今回も淡々とした印象になってしまうのはやむをえない役どころ・・・今ひとつ本当の良さを分からないままでいるような?
つまり他の役で聴くともっと良さが出るはず・・・と思わせる声なのです。
高音がなんとも品がある良い声で、低音では深く響く・・・。
裏声で歌わなくてはいけない部分ではちょっと慣れてないかな?というところはありましたが・・・。
もっと感情をはっきりと表せる役どころで聴いてみたいものです。

ランカトーレも上手でしたが、歌う時間が短すぎて、あまり印象に残らず・・・^^;

歌う時間は短くてもツェンチッチの「ロスト・スワン」は凄く印象的、ユラユラゆれるアジリタとちょっと物足りないというくらいの声量が焼かれてしまう白鳥の悲哀。。。にピッタリ!
実にイイ味でした。

合唱の皆さんが凄く迫力があり、少年少女合唱団も上手!とても素晴らしい公演でした。

よーやく溜まっていた感想を書きあげました。
今のところ他にはもうありません^^。
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コメント 2

babyfairy

テジエのポーザは聞いていらっしゃらないんでしたっけ?
アルベールは映像で聴き、カルミナの方はこうして皆さんの感想を読んで想像している口ですが、ポーザだけは2度も聴きに行き、心から感嘆しました。ヴェルディ諸役でも色々有りますが、ポーザは仏語版もある位のオペラだからか、テジエに合っていると思いました。

今、テジエはビルバオで「フィガロの結婚」に出演中ですね。スペイン人の友人が聞きに行くはずなので感想を待っている所です。来年はメトでエンリーコ、欧州ではルーナ・デビューのようです。
by babyfairy (2010-04-30 06:30) 

kametaro07

babyfairyさま
>テジエのポーザは聞いていらっしゃらないんでしたっけ?
そうなんです。
ポーザ、あるいは「ウェルテル」だったらアルベールよりタイトルロールで聴いた方がずっと良さがわかりますよね・・・きっと。
>来年はメトでエンリーコ、欧州ではルーナ・デビュー
楽しみ^^ですね。
by kametaro07 (2010-04-30 22:18) 

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