ドン ジョヴァンニ・・・新国立劇場・・・2014/10/24

指揮 ラルフ・ヴァイケルト
演出 グリシャ・アサガロフ

ドン・ジョヴァンニ アドリアン・エレート
騎士長 妻屋秀和
レポレッロ マルコ・ヴィンコ
ドンナ・アンナ カルメラ・レミージョ
ドン・オッターヴィオ パオロ・ファナーレ
ドンナ・エルヴィーラ アガ・ミコライ
マゼット 町 英和
ツェルリーナ 鷲尾麻衣
合　唱新国立劇場合唱団
管弦楽東京フィルハーモニー交響楽団

　エレートのドンジョはイメージが少々違うような気がしてました.
しかし、地獄落ちの場面で、一見人がよさそうに見える人ほど肝が据わったときの怖さたるやゾクっとするものがあると実感。
　それに当時の貴族とは全て召使いにやらせていたのですから、一見草食タイプのエレートのような人だったのだろうと思え、また相方ともいえるレポレッロがそういったタイプとは正反対の無骨な肉食タイプの人だったのも真実味をもたらしてました。

　意外性というのは公演を楽しむ大きな要素です。期待していたより面白かった公演でした。