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ドン・ジョヴァンニ・・ La Monnaie / De Munt・・2014/12/26 [オペラ]

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Direction musicale ¦ Ludovic Morlot
Mise en scène ¦ Krzysztof Warlikowski

Don Giovanni ¦ Jean-Sébastien Bou
Il Commendatore ¦ Sir Willard White
Donna Anna ¦ Barbara Hannigan
Don Ottavio ¦ Topi Lehtipuu
Donna Elvira ¦ Rinat Shaham
Leporello ¦ Andreas Wolf
Masetto ¦ Jean-Luc Ballestra
Zerlina ¦ Julie Mathevet
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 初めてのモネ劇場です。
 ワルリコフスキの演出は『ロジェ王』『エフゲニー・オネーギン』など観たことがありますが、手法や目のつけどころが新鮮で興味深い演出家ではあります。しかし、どんな演出家であっても良い作品もあれば全く共感できない作品もあるものです。良し悪しそのものが見る側の感性にもかかわってくるのですから。

 このドンジョに関しては床に反射板を敷いたり、舞台両サイドのPROZも舞台として使用したり、『ロジェ王』でもやっていたようにカメラで出演者のアップを撮ってスクリーンに映し出したりと、手法は面白いものがあっても、表現していることがあまりに直接的でウンザリ。。。。。
いつものように前もって下調べなどしないで臨んだのですが、どう考えても年齢制限のある舞台で、人間の本質とはなんだかんだ言っても本能そのものとでも言いたそうでした。
 しかし、最後に思わぬ展開があり、複雑な人間性や人間関係が露呈。本能のまま生きても決して満たされるものではないということを表していたのかもしれません。かもしれないというのはそれ以前にうんざりしてしまったのと、日本から到着した次の日という時差とで、例のごとく途中ウトウト状態になってしまっていたのでした<(_ _)>
 歌手の人たちはそれぞれ淡々とクールに意味ありげな演技をするのですが、そんな状態で観ていたので音楽面でもよく言って可もなく不可もなくといった印象で終わってしまった公演でした。

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