タンホイザー・・・新国立劇場・・・2013/2/2 [オペラ]
【指揮】コンスタンティン・トリンクス
【演出】ハンス=ペーター・レーマン
【領主ヘルマン】クリスティン・ジグムンドソン
【タンホイザー】スティー・アナセン
【ヴォルフラム】ヨッヘン・クプファー
【ヴァルター】望月哲也
【ビーテロルフ】小森輝彦
【ハインリヒ】鈴木 准
【ラインマル】斉木健詞
【エリーザベト】ミーガン・ミラー
【ヴェーヌス】エレナ・ツィトコーワ
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団
今シーズン新国は2回目
我らが新国を応援しよう!
とか書いておいて、1回しか行かないというのはいかがなものか?
じゃー2回だったらOKなのかということも疑問ながら・・・
行けば行ったでこんな感想では行かない方がよいのではないか?
ということしか書けません_(._.)_
必ずしも公演そのもののせいだけではなく、
例のごとく、オペラ?それが何か?なので、どうぞ悪しからず。
席は初めて3階のC席
視覚的には4階席よりは良い感じ
しかし・・・・
新国ってこんなに臨場感のない音だった?
ワーグナーでこれはツライ・・・
上階が少し被っているのが原因なのかは知る由もなく・・・
序曲が始まって、部分的に弦の弱さを感じることがあったわけですが、問題はそんなことよりも、全体的に音が遠くに感じたこと。
冒頭の演出は素晴らしく、地面から浮かび上がってくるようなセットの美しさには見とれていたわけですが・・・
バレエが始まってしばらくすると・・・
もーーーー眠気がきて・・・初っ端からこんなでどーなる・・・
すると、タンホイザーとヴェーヌスがいざ登場というところで・・・
なんと拍手とそれを制するシーという声(@_@;)
おかげで目が覚めました(・◇・)
しかし、それも束の間・・・最後まで睡魔と戦い続けたのでした。
左隣は1幕中盤からスースーと気持ちよさそうに寝息をたてて爆睡
右隣は2幕コックンコックンと船をこぐ・・・
は(´O`)・・・あくびの連続(´O`)
最大の原因は前述したように臨場感の薄い演奏
ここが盛り上がらなきゃタンホイザーじゃないというところは抑えていても、ゆっくり感に妙な溜めがあって、何か締まらない。
それはカットがあるせいで、高揚感を感じる場面が少ないせいもあるかもしれません。
演出も冒頭以外は特筆することもなく・・・
歌手さんたちと合唱はなかなかのものだったと思うのですが、ワグナーでは演奏がもっと語ってほしい。
タイトルロールのアナセンが風邪ということで、調子が今ひとつだったらしいですが、この日は随分回復していたよう。
人間味溢れる歌い方はベテランの味
ただ衣装がショボく、ラクダの下着のようで、衣装でダメオを強調することはなかろうに、と思ったのでした。
ヴォルフラムのクプファーがクールで凛としてかっこよく、歌も説得力あるものでしたが、夕星の歌が今ひとつの印象になってしまったのは、ゆるゆるした演奏の流れに巻き込まれた感あり。
カーテンコールは女性歌手二人が特に賞賛をあびていたようでしたが、美人は得ね・・・のような?
もちろん決して悪いということではありませんけど。
昨シーズンの『ローエングリン』では、日本でもこれだけのものが聴けると感激しましたが、3歩進んで2歩下がる。
来シーズン、ワグナーが一回もないのも仕方ないかなと思った公演でした。
ただ全体的に盛り上がったカーテンコールだったので、演奏の臨場感の乏しさは席が悪かったのか?
それよりも自分自身の聴く姿勢がウダウダだったせいじゃない?
と言われてしまえば・・・
ハイ、それもあります_(._.)_
もう来るなって言われそうヾ(´▽`;)ゝ
自分でもこういう状態で観るのはよくないなーと思いつつ・・・
申し訳ないですが、来シーズンは3回くらい潜り込ませていただこうかな・・・と。
【演出】ハンス=ペーター・レーマン
【領主ヘルマン】クリスティン・ジグムンドソン
【タンホイザー】スティー・アナセン
【ヴォルフラム】ヨッヘン・クプファー
【ヴァルター】望月哲也
【ビーテロルフ】小森輝彦
【ハインリヒ】鈴木 准
【ラインマル】斉木健詞
【エリーザベト】ミーガン・ミラー
【ヴェーヌス】エレナ・ツィトコーワ
【合 唱】新国立劇場合唱団
【管弦楽】東京交響楽団
今シーズン新国は2回目
我らが新国を応援しよう!
とか書いておいて、1回しか行かないというのはいかがなものか?
じゃー2回だったらOKなのかということも疑問ながら・・・
行けば行ったでこんな感想では行かない方がよいのではないか?
ということしか書けません_(._.)_
必ずしも公演そのもののせいだけではなく、
例のごとく、オペラ?それが何か?なので、どうぞ悪しからず。
席は初めて3階のC席
視覚的には4階席よりは良い感じ
しかし・・・・
新国ってこんなに臨場感のない音だった?
ワーグナーでこれはツライ・・・
上階が少し被っているのが原因なのかは知る由もなく・・・
序曲が始まって、部分的に弦の弱さを感じることがあったわけですが、問題はそんなことよりも、全体的に音が遠くに感じたこと。
冒頭の演出は素晴らしく、地面から浮かび上がってくるようなセットの美しさには見とれていたわけですが・・・
バレエが始まってしばらくすると・・・
もーーーー眠気がきて・・・初っ端からこんなでどーなる・・・
すると、タンホイザーとヴェーヌスがいざ登場というところで・・・
なんと拍手とそれを制するシーという声(@_@;)
おかげで目が覚めました(・◇・)
しかし、それも束の間・・・最後まで睡魔と戦い続けたのでした。
左隣は1幕中盤からスースーと気持ちよさそうに寝息をたてて爆睡
右隣は2幕コックンコックンと船をこぐ・・・
は(´O`)・・・あくびの連続(´O`)
最大の原因は前述したように臨場感の薄い演奏
ここが盛り上がらなきゃタンホイザーじゃないというところは抑えていても、ゆっくり感に妙な溜めがあって、何か締まらない。
それはカットがあるせいで、高揚感を感じる場面が少ないせいもあるかもしれません。
演出も冒頭以外は特筆することもなく・・・
歌手さんたちと合唱はなかなかのものだったと思うのですが、ワグナーでは演奏がもっと語ってほしい。
タイトルロールのアナセンが風邪ということで、調子が今ひとつだったらしいですが、この日は随分回復していたよう。
人間味溢れる歌い方はベテランの味
ただ衣装がショボく、ラクダの下着のようで、衣装でダメオを強調することはなかろうに、と思ったのでした。
ヴォルフラムのクプファーがクールで凛としてかっこよく、歌も説得力あるものでしたが、夕星の歌が今ひとつの印象になってしまったのは、ゆるゆるした演奏の流れに巻き込まれた感あり。
カーテンコールは女性歌手二人が特に賞賛をあびていたようでしたが、美人は得ね・・・のような?
もちろん決して悪いということではありませんけど。
昨シーズンの『ローエングリン』では、日本でもこれだけのものが聴けると感激しましたが、3歩進んで2歩下がる。
来シーズン、ワグナーが一回もないのも仕方ないかなと思った公演でした。
ただ全体的に盛り上がったカーテンコールだったので、演奏の臨場感の乏しさは席が悪かったのか?
それよりも自分自身の聴く姿勢がウダウダだったせいじゃない?
と言われてしまえば・・・
ハイ、それもあります_(._.)_
もう来るなって言われそうヾ(´▽`;)ゝ
自分でもこういう状態で観るのはよくないなーと思いつつ・・・
申し訳ないですが、来シーズンは3回くらい潜り込ませていただこうかな・・・と。
2013-02-05 20:58
nice!(0)
コメント(2)
トラックバック(0)
土曜日のチケットが早々と(というより、私のアクションが遅かったかも)完売となり、スルーしてしまった公演です。 それはそれでよかったのかもしれません。 まだ年末のベルリンでの公演はありありと思い出せますので。
ライブにはそこでしか味わえない何かがあるので、それを体験したくて出かけていくわけですが、ま、当たり外れがあるということでしょうか。
>新国ってこんなに臨場感のない音だった?
常連さんじゃないので、何ともいえませんが、場所の問題じゃないのかもしれません。 偶然ベルリンで同じ公演鑑賞した評論家T先生は、初日を評して紙のようにぺらぺらしたとかなんとか表現されているので、ベルリンと指揮者が同じで違うのは\〇×▽■/???
上出来、まあま、OXOといった経験の積み重ねて、全体的なレベルがあがっていくことを期待したいと思います。 ホール全体が震撼するような感動を味わいたいですものね。
by Kew Gardens (2013-02-10 17:49)
Kew Gardensさま
>偶然ベルリンで同じ公演鑑賞した評論家T先生
そうでしたね。演目も同じなら指揮者も同じ。
ただ今頃になって思うのは、タイトルロールのアナセンが風邪で不調だったということです。
世界中でもタンホイザーを歌いきれる歌手は限られるのに、まして日本では代役といっても簡単に呼べるものではありません。
負担を軽くするために、あえて薄く表現することを選んだのかもしれません。
歌えなくなっては公演そのものが成り立たなくなってしまいますよね。
もちろんそれも想像でしかなく、感想を書くのも素人目線でしか書けないのはご容赦いただくとして_(._.)_
公演に携わっている方々にはいろんなご苦労があるのでしょうね。
>上出来、まあま、OXOといった経験の積み重ねて、全体的なレベルがあがっていくことを期待したいと思います。
同意(^-^)/
by kametaro07 (2013-02-11 12:37)