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ヘンゼルとグレーテル [METライブビューイング]

Hansel and Gretel / Engelbert Humperdinck

Conductor: Vladimir Jurowski
Director: Richard Jones
Hansel: Alice Coote,
Gretel: Christine Schäfer
Witch: Philip Langridge
Peter: Alan Held
Gertrude: Rosalind Plowright

METライブビューイングのアンコール上映が始まり、今月はオコモリ状態でもいられません。

ところで「ヘンゼルとグレーテル」ってどんな話だったっけ????
「青い鳥」は?・・・チルチル、ミチルか?・・・これもどんな話だったっけ???
「ヘンゼルとグレーテル」はお菓子の家!!!・・・・でもどんな話だったっけ???

普通それでも見ればあーそうそう!と思い出すのが普通ですが、見終わって・・・こんな残酷な話だったっけ???
全くスッカラコッキリ病は進行の一途で困ったものです。

作曲家エンゲルベルト・フンパーディンクってプレスリーと同時期に活躍していたポップスターの名前だけど・・・まさか同一人物とは思えません。
Wikiで調べたら歌手のフンパーディンクは作曲家フンパーディンクの名前をパクッたとのこと・・・・そりゃ同一人物のわけありませんね^^;
聴いてみると馴染みのあるメロディーが流れ・・・・これってフンパーディンクの曲だったんだ・・・知りませんでした。

演出のリチャード・ジョーンズはミュンヘンの新作「ローエングリン」大工ヴァージョンの演出をした人だと思いますが・・・・この「ヘンゼルとグレーテル」は開いた口が真ん中にある赤い幕と血を連想させる赤いソースがついたお皿の幕はちょいと気色悪いのですが、森のシーンはなかなかファンタジック。
特に声と姿の合わない眠りの精、思いっきり頭でっかち太っちょシェフ軍団はイケテル。
しかし魔女の家の中のシーンは食べ物をグチャグチャにしすぎ・・・教育上よろしくない。

シェーファーは清々しさを感じる声で伸びやかな癖のない歌唱、演技も雰囲気も少女です。
クーテもミュンヘンでオルシーニ役だった時とはガラリと雰囲気を変え・・・少し落ち着きのない男の子。
この二人のハーモニーがきれいに心地よく響きます。

両親役の二人は演技も歌唱も納得、それに二人とも大柄でシェーファー、クーテが本当に子供のように見え、適役です。

魔女はテノールのラングリッジ・・・なんだか普通のオバチャンでそんな悪そうに見えないんですけど・・・・・歌唱と演技、演出で不気味さが出てきます。
それでもオーブンで焼かれちゃうなんて!!!・・・ひどい・・・ひどすぎる!!・・・そういう話だから仕方ないけど・・・ブツブツ。

子供もたくさん会場で見受けられましたが、残酷なイメージは持たないのでしょうか??
子供の頃はヘンゼルとグレーテルが助かって、他の子供達も帰ってきて良かった・・・・としか思わなかったかなぁーー?


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euridice

こんにちは
TVで見ました。TBしますので、よろしくお願いします。
by euridice (2009-09-15 09:13) 

kametaro07

euridiceさま
TBありがとうございます
パン屑を小鳥に食べられて帰れなくなってしまうお話でした!!!
この残酷性は演出によるところが大きいということですね。
by kametaro07 (2009-09-15 12:43) 

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