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アイーダ・・・Bayerische Staatsoper・・・2009/6/30 [オペラ]

Aida / Giuseppe Verdi

Musikalische Leitung Daniele Gatti
Inszenierung Christof Nel
Bühne Jens Kilian
Kostüme Ilse Welter-Fuchs
Licht Olaf Winter
Choreographische Arbeit Valentí Rocamora i Torà
Konzeptionelle Beratung Martina Jochem
Chöre Andrés Máspero
Dramaturgie Olaf A. Schmitt

Amneris Ekaterina Gubanova
Aida Kristin Lewis
Radamès Salvatore Licitra
Ramfis Giacomo Prestia
Amonasro Ambrogio Maestri
Der König Christian Van Horn
Ein Bote Kenneth Roberson
Eine Priesterin Lana Kos

[猫]大笑いの勝手な勘違い・・・・その2
この「アイーダ」は見れるかどうか迷ったためにチケットが一番安いところしか取れませんでした。
一番安い席は全部立ち席かと思っていたら・・・チケットにはPartiturplaz・・・となっているのです。調べたら譜面席!!
どんな席かというと右の写真。画像 482.jpg
尚且つ、席の前に立ち席の人達が立つから舞台は見えません。手元に小さなライトがあって楽譜をみれるようになっています。
この他、Hörerplaz・・・聴くだけの席、小さなライトもない席もあります。

あらあら^^;と思いましたが、チケットを買う段階でそういった席しかなかったから仕方ないのです。

リンデン、ゼンパーオパー等もHörerplazがありますが、リンデンは3RANGのサイドですからここよりは舞台が見えそうです。他のオペラハウスにもこんなPartiturplaz譜面席ってあるのでしょうか?

今日がフェストシュピーレのオペラ初日ということもあって、劇場前はロングドレスの人で一杯。どなたかVIPがいらっしゃるようでレッドカーペットが敷かれてました。

さてPartiturplazは一番最上階、ギャラリーのサイド最後列です。音響が良い劇場ですから、凱旋の山場は迫力ありました。画像 067.jpg
ところが、休憩前、2幕終了後、飛び出したのは大きなブーイング・・・何?何が不満?見えなかった演出?よくわかりませんでしたが、すぐに拍手とブラボーに目立たなくなりました。

右の写真は2幕終了後のカーテンコール





フリットリが1ヶ月前ぐらい?降板となって歌うことになったルイスはアイーダとして声も雰囲気も合うと思いました。
リチートラはイイ声ですが、始めは少し不安定な感じでした。
この二人共後半に行くほど情感あふれる歌唱となり、舞台が見えなくとも二人の掛け合いは響いてくるものがありました。
ラムフィス役のプレスティアは素晴らしい低音を響かせて、存在感たっぷり。
アムネリス役のグバノワ、アモナズロ役のマエストリも文句なしでした。

カーテンコールではルイスが一番ブラバーでした。

指揮のガッティに対して、ブラボーに混ざってブーイングが聞こえました。
なかなか良い演奏だったと思うのですが、おそらくアンチガッティの人がいたのでしょう。
2幕後のブーイングも同じ人のブーイングのような気がします。

演出は見えなかったのでなんとも言えません。プログラム等の写真をみるかぎりモダンではありますが、結構雰囲気は出しているように思えますが???
画像 100.jpg


左からプレスティア、マエストリ、グバノワ、リチートラ、ガッティ、ルイス、ファン・ホーン




PartiturplazとHörerplazについては後で以前書いたバイエルン州立歌劇場の感想に付け足しておきます。

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コメント 2

ゆみゆみ

過去の記述が見つけられないので、こちらから失礼いたします。

フリットリさんは、「アイーダ」をキャンセルしていたのですか?
実は、秋のコンサートで「アイーダ」からを歌うと知って、安い席の確保をトライしました。(失敗により諦めましたが)
今まで殆ど彼女とはモーツアルト繋がりだったので、聞いてみたいと思いました。残念でしたね。
ところが昨日お知り合いの方とお話をした折、驚いてしまいました。その方はカメタロウさんと同じロンドンの「セビリア」でキャンセルにあったと嘆いておられました。その上(今私は訳がわからないのですが)ゲオルギューがカルメンをキャンセルし・ボイトがトスカをキャンセルし・そこにゲオルギューが出たとか何とか・・・。
ミュンヘンでは、カウフマンが3幕目をキャンセルし、振りを女性がしてその人は歌わず、歌は隅で、年老いた方が歌ったとか何とか・・・・。

「何じゃそれ~~」でございます。
カメタロウさんはこの悲劇・又は貴重な経験に遭遇されたのですか?

1回見れて、2回目は見れなかった私のほうが未だ心も頭も整理できますかね?
上記の話、1度の旅行で経験されたのか??未だにわかりませんが。
by ゆみゆみ (2009-08-22 21:42) 

kametaro07

ゆみゆみさま
ゲオルギューがカルメンをキャンセルというのは来シーズンのMETの話だと思いますが、それ以外は一度のご旅行でのお話だと思います。
フローレスは公演の一ヶ月前ぐらいに発表したと思いますが、「セビリア」一公演だけキャンセルしました。
その後の「トスカ」でボイトがキャンセルした公演のいくつかをゲオルギューが出演しましたし、ミュンヘンの「ローエングリン」最終公演ではカウフマンが体調を崩して、3幕歌えなかったそうです。急なことで演出助手の人が舞台に立って演技だけして他の人が舞台隅で歌ったとか・・・。
私も昨年前半にキャストチェンジ3連チャンの憂き目に合ってますし、最もガッカリだったのは何といっても今年3月「パルジファル」のパーペの不在でした。
でもそれぞれ結構楽しめました・・・・というか何を聴いてもお初で楽しめる初心者ということですが・・・^^;
by kametaro07 (2009-08-22 23:22) 

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