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ファルスタッフ・・・OPERNHAUS ZÜRICH・・2015/9/15 [オペラ]

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Musikalische Leitung Fabio Luisi
Inszenierung Sven-Eric Bechtolf

Mrs Alice Ford Serena Farnocchia
Nannetta Sen Guo
Mrs Quickly Judit Kutasi
Mrs Meg Page Judith Schmid
Sir John Falstaff Bryn Terfel
Ford Roman Burdenko
Fenton Javier Camarena
Dr. Caius Airam Hernandez
Bardolfo Dmitry Ivanchey
Pistola Dimitri Pkhaladze

Philharmonia Zürich
Statistenverein am Opernhaus Zürich
Chor der Oper Zürich
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 ターフェルのファルスタッフには、この話がもともとイギリス貴族の話だということを強く印象づけられました。
 小さな子供が登場するのですが、ファルスタッフと同じ衣装を身に着けているので子供か孫のよう。子供相手のカードゲームも大人げなく負かして子供をくやしがらせる。それも貴族たるものいかなる場合も真剣勝負といったところかな?偏屈なおもしろさがにじみ出たターフェルのファルスタッフでした。

 演出については結局のところ、子供登場にまたしても絆されたという面もあるのですが、歌っている人以外は動かないフリーズ法も効果的に使って楽しく素敵な演出でした。

 カマレナはここのアンサンブルだったので、出演機会が多い劇場ですが、フェントンという役はカマレナには役のほうが不足かもしれません。
 相手役のグオはかなり以前になりますが、リンデンの夜の女王で好演していた人です。弱音のコロラトゥーラのコントロールも行き届いて、カマレナと並ぶと可愛らしい東洋人カップル風でした。

 ヴェルディは好んで聴く演目ではないので、オマケで観た公演ではありますが、結構満足できた公演でした。




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