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リゴレット・・・Semperoper Dresden・・・2018/4/3 [オペラ]

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Musikalische Leitung Francesco Lanzillotta
Inszenierung Nikolaus Lehnhoff

Duca di Mantova Stephen Costello
Rigoletto George Petean
Gilda Tuuli Takala
Sparafucile Nicolai Karnolsky
Maddalena Tichina Vaughn
Giovanna Angela Liebold
Monterone Michael Eder
Marullo Jiří Rajniš
Borsa Matteo Khanyiso Gwenxane
Il Conte Ceprano Chao Deng
La Contessa Ceprano Birgit Fandrey
Paggio Grace Durham
Gerichtsdiener Matthias Beutlich
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 目的のパルジファル2公演が2日と6日なので中三日のうちこの日はドレスデンへ足を運びました。目的の公演ではなかったのでオマケという感があり、初演時が豪華キャストだったこともあってそれほど期待せずに臨みましたが、結構良い公演でした。
 なんといっても初演時はルィージ指揮、ルチッチ、ダムラウ、フローレスという豪華キャストで当時話題になり、幸い実際に鑑賞できて大満足だったプロダクションです。レーンホフの演出も華やかさがありながらクールにリゴレット親子の悲劇を浮かび上がらせた秀逸なものでした。そのレーンホフも残念ながら今は亡き人になってしまって寂しい気がします。今回パーティーの場面が初演時より華やかさが控え目に思えたのですが、再演とあってその他大勢の人数が減っていたかもしれません。その他、さまざまな面で初演時に比較してしまうとこじんまりとした印象は否めませんでしたが、チームワーク良くまとまった良い公演でした。

 タイトルロールはいつも堅実かつ端正に歌うペテアン。道化役には声に品格がありすぎるという感がなきにしもあらずとはいえ、舞台センスの良さを発揮して納得のリゴレットでした。この役は年齢を重ねるともっとよくなりそうな気もします。
 ジルダ役もマントヴァ役もそれぞれ役の雰囲気に合って好演。
 ランツィロッタ指揮の演奏は目立たないながらも堅実に歌手の好演を引き出してました。

 ところで今回初めて最上階に座ったのですが、下の優雅な雰囲気とはうって変わって質素そのもの。いわゆる天井桟敷なのでこんなものかと思いながらも、上まで階段を上るのも辛いと感じる年齢になったこともあって、やはり席は3階くらいまでにした方が良さそうと思ったのでした。


 

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