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ルル・・WIENER STAATSOPER・・・2017/12/6 [オペラ]

パリからウィーンへ移動して2泊。お目当ての『ダフネ』の前にこの公演を鑑賞しました。
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DIRIGENT Ingo Metzmacher
REGIE Willy Decker

Lulu Agneta Eichenholz
Gräfin Geschwitz Angela Denoke
Dr. Schön/Jack the Ripper Bo Skovhus
Alwa, sein Sohn Herbert Lippert
Schigolch, ein Greis Franz Grundheber
Theatergarderobiere/Mutter Donna Ellen
Gymnasiast/Groom Ilseyar Khayrullova
Medizinalrat Konrad Huber
Maler/Neger Jörg Schneider
Tierbändiger/Athlet Wolfgang Bankl
Prinz/Kammerdiener/Marquis Carlos Osuna
Theaterdirektor/Bankier Alexandru Moisiuc
Polizeikommissär Konrad Huber
Fünfzehnjährige Maria Nazarova
Kunstgewerblerin Bongiwe Nakani
Journalist Manuel Walser
Diener Ayk Martirossian

 キャスト表を見て、これは脇が盤石といった印象の公演になりそうと思っていたところ、その通りでありました。
 タイトルロールの人も決して悪くなく、スタイルの良い美人て魅力がないわけではなかったのですが、デノケが歌うやいなや全て持っていかれたという印象になってしまったのは致し方なしか?
 
 演出のセットは舞台中央に部屋があり、その部屋を見下ろす形で舞台奥に観客席のように半円状の階段が設けられてました。サイドの席から鑑賞しているとセットの客席の延長に自分が座っている気がしてきて、舞台中央で繰り広げられる惨劇を見ながら連想したのはコロッセオ。惨劇を鑑賞するのは古代から続く人間の性なのかと考えながら、実際の殺戮ではなく劇として鑑賞するのだから人間も進歩しているとも思ったり、それでも音楽がなければこういった暗くて救いようもない話を鑑賞する気になれるだろうかと自問したり・・・でした。

 尚、さすが世界のウィーン国立歌劇場、日本語対応の字幕新システム (人''▽`)ありがとうごさいます☆
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