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ランメルモールのルチア・・東京文化会館・・2017/11/9 [オペラ]

またまた放置状態。
12公演たまってます。
ぼちぼちとメモのような感想ではありますが、書き残しておきます。
まずは3か月以上前の公演から。

指揮 ペーター・ヴァレントヴィッチ
演出 マーテー・サボー

ルチア:エディタ・グルベローヴァ
エドガルド:ペーテル・バンツォー
エンリーコ:ゾルターン・ケレメン
ライモンド:イシュヴァーン・コヴァーチ
アルトゥーロ:ゾルターン・メジェシ

 ハンガリー国立歌劇場公演。
 イタリアオペラの中でもヴェルディーやプッチーニは最初から興味がないのですが、ベルカントものと言われる演目でさえ興味がなくなってきている今日この頃。グルベローヴァもここ2回、ベルリンとウィーンで聴いた時の高音の強引な発声に、もう聴かなくてもよいかなと思ってました。しかし、ルチアは日本でのリサイタルで一部しか聴いてないので行くことに。それでも失礼ながらほとんど期待はしてはいませんでした。

 ところがところが・・・強引な発声の高音は影を潜め、コロラトゥーラは今できるあらん限りの技術を惜しみなく披露した圧巻のパフォーマンス。もちろんコントロールが以前に比べれば甘いとはいえ、70歳を超えても舞台上では運命に翻弄される乙女であり、観客を物語にいざなう姿は今尚挑戦し続ける舞台人として至芸の極みでした。
 
 もう聴かなくてもよいという前言は撤回したほうがよさそうです。


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