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エレーヌ・グリモー/オーストラリアン・ユース・オーケストラ/マンフレート・ホーネック・・・Kurhaus Wiesbaden - Friedrich-von-Thiersch-Saal・・2016/7/22 [コンサート・リサイタル]

Hélène Grimaud, Klavier / Australian Youth Orchestra / Manfred Honeck, Leitung

Programm
Carl Vine Celebrare Celeberrime
Maurice Ravel Klavierkonzert G-Dur
Gustav Mahler Sinfonie Nr. 1 D-Dur „Der Titan“

 日本からの到着日に公演が何かあるかと探したところ見つけたのがラインガウ音楽祭のこの公演。
5月にヴィースバーデンのオペラハウスに行ったばかりですが、すぐ側にあるクアハウスの中にあるコンサートホールでの公演でした。
 ただし、この公演は人気が高く、気づいたときは売り切れ。4月下旬になって再度販売に出ていたので音楽祭のH/Pで申し込んだのですが、ちょうどゴールデンウィークの時期に代金を振り込むようにというメールがあり、日本の銀行は長い休日で期日までに送金は無理と返信。それに海外送金など手数料が高くて避けたいと思い、当日チケットを受け取るときに支払うということで了承してもらえて助かりました。

 オーストラリア・ユース・オーケストラは毎年オーストラリアの若手の中からメンバーを選抜し、海外ツアーを行っているそうで、今年は欧州とアジアを1か月ほどかけて巡るそうです。会場にはメンバーの家族の人たちも大勢いて、どうりでチケットが早々に売り切れとなるわけです。

 若さ溢れる活力に満ちた演奏になったのは言うまでもなし。指揮のホーネックもそれこそが狙いとばかりエネルギーに満ちた爆演で、これほどの鳴らしっぷりは楽友協会で聴いたフェドセーエフ&モスクワ放送響以来かななどと思い出しつつ、最初のVineが終わった段階で最後までこの調子だと虚弱体質の[猫]の耳はどうなってしまうかと心配したのですが、その後グリモーのピアノとの共演では鳴らしっぱなしというわけはないということで全く問題なく楽しめました。

 若い人たちが心を一つにして臨む音楽に力をもらった公演でした。


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