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to touch – to kiss – to die - Englische Lieder von H. Purcell, N. Matteis, J. Dowland・・Globe Neuss・・2016/6/17 [コンサート・リサイタル]

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Valer Sabadus, Countertenor
Olga Watts, Cembalo
Axel Wolf, Laute
Pavel Serbin, Barockvioloncello
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 ベルリン・リングは15日と19日、その間16日と18日はすぐに鑑賞する公演は決まったのですが、この17日はどうするかと調べたところ、サバドゥスくんのH/Pでこの公演を発見。遠征の間一回は小さな劇場で古楽を聴いたほうが耳が休まることもあって、よい公演を見つけたと自己満足。

 デュッセルドルフの郊外、ノイスという町にあるグローブ座での公演です。グローブ座というと当然シェークスピアを上演するために造られたイギリスのグローブ座を思い浮かべますが、こちらのグローブ座はイギリスのグローブ座を模して作られたもので、オリジナルは木造建築だったそうです。現在は安全面を考慮し、鉄の壁で覆われ、内部の柱も鉄を使用してます。
 ちょうどこの時期、シャークスピア・フェスティバルが催され、主にシャークスピアの演劇が上演されるのですが、こうしてイギリスの古楽を楽しむ公演も盛り込まれていたわけです。
 非常に小さな劇場で気が付いたときは数席しか残ってなく、2階席の端の席でしたが、それでもチケットを入手できて良かったです。
 宿はデュッセルドルフでしたが、行き方をシェイクスピア・フェスティバルのH/Pで調べて行ったところ、トラムの停留所からグローブ座までが分かりにくく、停留所そばの売店で尋ね、途中で会った人に尋ねたりしてなんとかたどりついたというところ。我ながらよくここまで来たなと思いながらの鑑賞となりました。

 to touch – to kiss – to dieというのは同名のタイトルでCDも出してますが、人の一生を表したタイトルとのこと。この公演もおそらくCDの中からの抜粋ではないかと思います。

 途中大雨に見舞われ、鉄の壁にバラバラと雨が打ちつける音も伴奏の一つになっていた時間もわずかにありましたが、それも一興。
 こじんまりとした空間で、古楽器とサバドゥスくんの優しい歌声を堪能して素敵な時間を過ごした夜でした。

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