エディタ・グルベローヴァ オペラ・アリアの夕べ・・・サントリーホール・・・2011/10/9 [コンサート・リサイタル]
ヤッホー
2ヶ月以上更新しませんでしたが、
オペラ?ブログ?
それどころじゃありません。
大誤算です・・・・・・
チョロッと働いて大いに遊ぼうなんて甘い考えはもろくも崩れ去り・・・・
も~~~~~ヤダ・・・・こんな仕事・・・・・
ヤメテヤラー・・・・・・
またプータロウにもどろう・・・・
と考える日々・・・・・・
ただ単にその前が遊びすぎ・・・ごもっともごもっとも・・・・
ようやくちょっと暇ができたので、いまさらながらの感想ではありますが、書き残しておこうかな・・・と。
プログラム
W.A.モーツァルト 歌劇『後宮からの逃走』序曲 [オーケストラ]
歌劇『後宮からの逃走』より コンスタンツェのアリア "あらゆる苦しみが"
G.ドニゼッティ 歌劇『ロベルト・デヴェリュー』序曲 [オーケストラ]
歌劇『ランメルモールのルチア』より ルチアの狂乱の場 "苦しい涙を流せ"
G.ロッシーニ 歌劇『ウィリアム・テル』より パ・ド・シス [オーケストラ]
G.ドニゼッティ 歌劇『ルクレツィア・ボルジア』より "私の願いをきいて~彼は私の息子でした"
A.トマ 歌劇『レーモン』序曲 [オーケストラ]
V.ベッリーニ 歌劇『清教徒』より エルヴィラの狂乱の場 "あなたの優しい声が"
A.ポンキエッリ 歌劇『ラ・ジョコンダ』より 「時の踊り」 [オーケストラ]
G.ヴェルディ 歌劇『椿姫』より ヴィオレッタのシェーナとアリア "ああ、そはかの人か~花から花へ"
指揮:アンドリー・ユルケビッチ
Conductor:Andriy Yurkevych
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
Orchestra:Tokyo Philharmonic Orchestra
この日サントリーホールに行けた人達はグルベローヴァの歌声に酔いしれ、特別な日となったに違いありません。
2009年の1月に「ノルマ」を聴いて以来、いつまで歌い続けてくれるか分からないという思いから、ほとんどオッカケ状態で「ルクレチア・ボルジア」「清教徒」「ロベルト・デヴェリュー」「椿姫」「アンナ・ボレーナ」と聴きまくりました。
その間、コロラトゥーラやp・pの巧みさはもちろんのこと、他の人達では味わえない、感情のほとばしり、といった歌声に魅了され続けたのは言わずもがな・・・。
ただザルツでコンサート形式の「ノルマ」も聴いた時、このたったの2,3年でも、同じ演目で2回聴くと、もしかすると衰え?と思う瞬間があり、今回「ロベルト・デヴェリュー」を観にいかないのもそういった理由が少なからずありました。
ハンブルグの「椿姫」では声が出にくそうで不安に思ったことも・・・。
でもそれは衰えではなく、好不調の範囲だったのでしょう。
この日のグルベさまは好調でした。
やはり人間世界宝です!
若かりし日々は技術的に今よりももっと確かなものはあったと仰る方・・・・仰るとおりなのでしょう。
でも・・・
おそらく若かりし頃では味わうことのできなかったであろう、匠の境地といった次元で、会場はグルベさまのオーラで満ち溢れてました。
指揮のユルケヴィッチは「アンナ・ボレーナ」でも自然な流れで歌手を引き立てながら劇的に展開させてましたが、今回も巧妙にグルベさまをサポート。
オケを結構厚く鳴らすのですが、そのオケの音を楽々と超える歌声のなんと気持ちよく伸びやかなことか・・・・。
特に "ああ、そはかの人か~花から花へ"は、やはりハンブルグでは調子が良くなかったのだということがハッキリと分かる出来でした。
そして個人的に一番聴けて嬉しかったのはルチア。
オペラ公演でもぜひ聴いてみたいものですが、もうないかもしれませんね。
来年のウィーン国立歌劇場日本公演にグルベさまは来日しないようですが、今ごろになってバイエルン来日公演の「ロベルト・デヴェリュー」も聴いておけば良かったなどと思ったりしてます。
でも、その時は来日公演ラッシュだった上に体調も今ひとつでヘロヘロだったのでした^^;
2ヶ月以上更新しませんでしたが、
オペラ?ブログ?
それどころじゃありません。
大誤算です・・・・・・
チョロッと働いて大いに遊ぼうなんて甘い考えはもろくも崩れ去り・・・・
も~~~~~ヤダ・・・・こんな仕事・・・・・
ヤメテヤラー・・・・・・
またプータロウにもどろう・・・・
と考える日々・・・・・・
ただ単にその前が遊びすぎ・・・ごもっともごもっとも・・・・
ようやくちょっと暇ができたので、いまさらながらの感想ではありますが、書き残しておこうかな・・・と。
プログラム
W.A.モーツァルト 歌劇『後宮からの逃走』序曲 [オーケストラ]
歌劇『後宮からの逃走』より コンスタンツェのアリア "あらゆる苦しみが"
G.ドニゼッティ 歌劇『ロベルト・デヴェリュー』序曲 [オーケストラ]
歌劇『ランメルモールのルチア』より ルチアの狂乱の場 "苦しい涙を流せ"
G.ロッシーニ 歌劇『ウィリアム・テル』より パ・ド・シス [オーケストラ]
G.ドニゼッティ 歌劇『ルクレツィア・ボルジア』より "私の願いをきいて~彼は私の息子でした"
A.トマ 歌劇『レーモン』序曲 [オーケストラ]
V.ベッリーニ 歌劇『清教徒』より エルヴィラの狂乱の場 "あなたの優しい声が"
A.ポンキエッリ 歌劇『ラ・ジョコンダ』より 「時の踊り」 [オーケストラ]
G.ヴェルディ 歌劇『椿姫』より ヴィオレッタのシェーナとアリア "ああ、そはかの人か~花から花へ"
指揮:アンドリー・ユルケビッチ
Conductor:Andriy Yurkevych
管弦楽:東京フィルハーモニー交響楽団
Orchestra:Tokyo Philharmonic Orchestra
この日サントリーホールに行けた人達はグルベローヴァの歌声に酔いしれ、特別な日となったに違いありません。
2009年の1月に「ノルマ」を聴いて以来、いつまで歌い続けてくれるか分からないという思いから、ほとんどオッカケ状態で「ルクレチア・ボルジア」「清教徒」「ロベルト・デヴェリュー」「椿姫」「アンナ・ボレーナ」と聴きまくりました。
その間、コロラトゥーラやp・pの巧みさはもちろんのこと、他の人達では味わえない、感情のほとばしり、といった歌声に魅了され続けたのは言わずもがな・・・。
ただザルツでコンサート形式の「ノルマ」も聴いた時、このたったの2,3年でも、同じ演目で2回聴くと、もしかすると衰え?と思う瞬間があり、今回「ロベルト・デヴェリュー」を観にいかないのもそういった理由が少なからずありました。
ハンブルグの「椿姫」では声が出にくそうで不安に思ったことも・・・。
でもそれは衰えではなく、好不調の範囲だったのでしょう。
この日のグルベさまは好調でした。
やはり人間世界宝です!
若かりし日々は技術的に今よりももっと確かなものはあったと仰る方・・・・仰るとおりなのでしょう。
でも・・・
おそらく若かりし頃では味わうことのできなかったであろう、匠の境地といった次元で、会場はグルベさまのオーラで満ち溢れてました。
指揮のユルケヴィッチは「アンナ・ボレーナ」でも自然な流れで歌手を引き立てながら劇的に展開させてましたが、今回も巧妙にグルベさまをサポート。
オケを結構厚く鳴らすのですが、そのオケの音を楽々と超える歌声のなんと気持ちよく伸びやかなことか・・・・。
特に "ああ、そはかの人か~花から花へ"は、やはりハンブルグでは調子が良くなかったのだということがハッキリと分かる出来でした。
そして個人的に一番聴けて嬉しかったのはルチア。
オペラ公演でもぜひ聴いてみたいものですが、もうないかもしれませんね。
来年のウィーン国立歌劇場日本公演にグルベさまは来日しないようですが、今ごろになってバイエルン来日公演の「ロベルト・デヴェリュー」も聴いておけば良かったなどと思ったりしてます。
でも、その時は来日公演ラッシュだった上に体調も今ひとつでヘロヘロだったのでした^^;
2011-12-22 17:33
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コメント(4)
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良かった~生きておられたんですね。まじ心配しちゃいました。これからヘンデルのメサイアです。これで年内はホントに終わりです。次は1月3日です。ROHマイスタージンガー コッホさんの評価が低くて落ち込んでます。大晦日はウィーンのこうもりを聴きます!!
by Sheva (2011-12-23 15:36)
Shevaさま
ご心配をおかけしてスミマセン。
しばらく溜まっているものをはきだして、1月上旬まではチョコチョコと更新できそうですが、その後再び、おそらく3月下旬まで死んだフリをさせていただくことになりそうです。
>ROHマイスタージンガー
お国柄で評価は変わりますから。
ROHは本格的オペラとはちょっと違うと思います。
え?これでオペラ?これで良いの?というのが評価が高かったりすることもありますから。
イギリスでの評価が的を得ているとは限りませんヨ。
by kametaro07 (2011-12-23 22:40)
またヨーロッパで事件発生かと思いましたが、準備期間中で良かったです。
これ私も会場にいました。凄い雰囲気だったですね。思い出に残るコンサートでした。
グルベはそんなに長くないと思うし、デセイも女優転向が伝えられているし、となるとダムラウひとり舞台の時代になるのでしょうか。デジレはそこまでいかないような気がするし、ファリーもまだまだだし、誰か後継ぎ候補はいますでしょうか。
ではよいお年を。
by ひろと (2011-12-24 20:29)
ひろとさま
>準備期間中
え?どうしてご存知でらっしゃるのですか?
お見通しでしょうか?
絶対に転ばないというのが一番の目標ですので、無事行って帰ってきたいと思います。
>ダムラウ
旅行目的の一番はダムラウ&フローレスの「シャモニーのリンダ」です。
この演目はあまり上演機会がなかったところ、グルベさまによって復活したと書いてあるのを目にしましたが、ダムラウが歌うのがすごく楽しみで夏ごろにはチケット購入してしまいました^^;
デセイにはまだまだ頑張ってもらいたいのですが・・・・。
モシュクはどうでしょう?
来年はザルツでツェルビネッタを歌います。
旅行のレポもすぐにあげないと数ヶ月後になってしまうかもしれないので、なるべく現地から頑張りたいと思ってます。
来年もどうぞよろしくお願いいたします。良い年をお迎えください。
by kametaro07 (2011-12-24 23:39)