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バラの騎士・・・Wiener Staatsoper・・・2010/12/19 [オペラ]

Der Rosenkavalier|Richard Strauss

Asher Fisch | Dirigent
Otto Schenk | Inszenierung
Rudolf Heinrich | Bühnenbild
Erni Kniepert | Kostüme

Adrianne Pieczonka | Die Feldmarschallin Fürstin Werdenberg
Alfred Muff | Baron Ochs auf Lerchenau
Stephanie Houtzeel | Octavian, genannt Quinquin, ein junger Herr aus großem Haus
Franz Grundheber | Herr von Faninal, ein reicher Neugeadelter
Daniela Fally | Sophie
Donna Ellen | Marianne Leitmetzerin
Michael Roider | Valzacchi
Janina Baechle | Annina
Alexandru Moisiuc | Polizeikommissar
Wolfram Igor Derntl | Haushofmeister bei der Feldmarschallin
Peter Jelosits | Haushofmeister bei Faninal
Marcus Pelz | Ein Notar
Ho-yoon Chung | Ein Sänger

今話題はトリイゾ!
そんな中でバラの感想を書くのは、いかにもタイムリーな・・・マヌケ^^;ですね~~~。
トリイゾ行きましたよ!初日!
でも途中になっているものを片付けてから書きます。
これともう一つ残ってるので・・・。

「バラの騎士」はバーデンバーデンで鑑賞して以来、バーデンバーデンは豪華キャストだっただけに、なかなか満足のハードルは高い。

今日もキャスト・チェンジがあり、ゾフィー役がイレアナ・トンカからダニエラ・ファリーに。

シェンクの演出は極めてオーソドックスでかなり以前からのものだと思いますが、「バラの騎士」はウィーンでも人気がとっても高く、チケットはずっと前から売り切れでした。
ところが1週間前くらいからポロポロ出てきたのでバルコニー後方席をゲット^^。

良かったのは元帥夫人役のピエツォンカ。
無理のない発声で、最初は恋にウキウキする若夫人で生き生きとした印象でした。
やがて不安、葛藤・・・そして最後は成熟した女性の凛とした美しさに・・・。
内面の変化が自然に表現されてます。
バーデンバーデンのフレミングも雰囲気がありましたが、始めからちょっと気取った成熟した大人の印象だったのと比べると、ピエツォンカには成長していく女性の姿があって、[猫]は好きでした。

バロン男爵のムフは一ヶ月ほど前に「ウィリアム・テル」のジェスレル役で聴いたばかり・・・。
序盤、声がちょっと籠ったように聴こえ、後半だいぶ良くなってきましたが、ジェスレルの時ほど、迫力はなかったように思えました。
ただ役柄自体、迫力というより厭らしさがポイントですから、ジェスレルでの声を聴いてなかったらそんなことも思わず、嫌なヤツの雰囲気は出ていたという感想になったでしょう。

オクタヴィアンのホウツェールは背か高く痩せていてとってもスマート。
今シーズンからウィーンのアンサンブルの一員となったようです。
少年の雰囲気はでてますが、声までちょっと痩せてるように聴こえる時があったのが気になりました。

代役のファリーは小柄でとってもキュート。
序盤、高音があまり得意そうに聴こえませんでしたが、後半はよくなってきました。

ファニナル役は超ベテランが歌うことが多いですが、今回は1937年生まれ、つまり73歳のグルンドヘーバー。
舞台の立ち姿も声もとてもそんな御年とは思えません・・・ご立派です。

セットが安っぽくなく素敵、衣装、音楽、全て上品できれいな公演でした。

大満足とまではいきませんでしたが、プチ満足^^。
画像 1302.jpg

写真は失敗
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