ウィリアム・テル・・ Opernhaus Zürich・・・2010/11/13 [オペラ]
(11月26日追記
本文中で公演ごとにオケのメンバーが代わるということについて、疑問に思っていたわけですが、 haydnphilさんが記事になさっていました。
http://blog.livedoor.jp/haydnphil/archives/51881614.html
レパートリー・システムの劇場ではオケのメンバーを固定するのは無理だそうです。)
チューリッヒは秋晴れの良い天気、ボートレースをやってました。
Guillaume Tell / Rossini
Dirigent Gianluigi Gelmetti
Inszenierung Adrian Marthaler
Bühnenbild Jörg Zielinski, Adrian Marthaler
Kostüme Marcel Keller
Lichtgestaltung Elfried Roller
Choreinstudierung Ernst Raffelsberger
Eva Mei (Mathilde), Martina Janková (Jemmy), Wiebke Lehmkuhl (Hedwige); Michele Pertusi (Guillaume Tell), Antonino Siragusa (Arnold), Alfred Muff (Gessler), Pavel Daniluk (Melchthal), Andreas Winkler (Rodolphe), Reinhard Mayr (Walter Furst), George Humphreys (Leuthold), Domenico Menini (Ruedi)
ウィリアム・テルはここチューリッヒ近郊ルツェルンのお話で、スイスでは大変愛され、スイス・フランの紙幣、硬貨にも描かれてます。
1990年にROHで一度プラッソン指揮で鑑賞したのですが、残念ながらあまり覚えてません。
11月18日はテルが息子の頭上のりんごを射た日、この事件がきっかけで神聖ローマ帝国からスイスは独立を勝ち取ったとされています。
この時期にここスイスで上演されてこそ!というオペラでありますが、地元の話だからこそ演出はタダですむわけない・・・と思っていたら案の定
序曲が始まる前に幕が開き、背景の山々をベンチに座って眺めている人々・・・・そこに自転車でやってきて、カップルが座るベンチにオジャマする人・・・観客からは笑い声・・・ウィリアム・テルってコメディだっけ?!?
序曲が始まると、舞台にはお年寄り、怪我人、ビジネスマンと大勢の人が行き来します。
このビジネスマンはチェックを大量に持っているので、どうも銀行家らしい・・・。
そして観光客もぞろぞろぞろぞろ・・・・。
まさに時代は現代、今のスイスの状況です。
そこへ警備みたいな人が何人もやってきて通行制限するようにテープを張り始めます。
はてさて時代を現代に設定してどう展開するのでしょう・・・第一りんごの場面はどうする?????
これがですね・・・・・
ジェスレルの護衛隊達が出てくる場面、青い旗状の立て看板をそれぞれに手にして登場・・・・その旗をくるっと裏返すと欧州連合の旗
ナルヘソ、ナルヘソ・・・ふ~~~ん
旅行してるとスイスだけスイスフランなので面倒・・・くらいにしか思いませんが、これはスイスに対してEU諸国から相当の圧力があるのかな・・・と思わされる公演となりました。
ところがですよ
せっかく演出がおもしろそうだと乗り気になったのにですよ
ホルンが音はずしたのをきっかけに、一気にオケ崩壊
久々の逆毛総立ち
休憩になったら帰るえー帰りますとも!
この公演はプレミエ初日です。
もともとヘンゲルブロックが指揮を執る予定でした。
がチケットを購入したのが、1ヶ月前。
ところが出発の前日に見たら変更されてました。
サイトでも降板理由など書いてないので、プログラムを販売している人に聞いてみたところ・・・
チューリッヒは1公演ごとにオケのメンバーが代わるそうですが、ヘンゲルブロックは「ウィリアム・テル」全公演を同じメンバーで行うことを要求したそうです。
ところがオケとの話し合いがつかず、2週間前くらいに降板したとのこと・・・残念!
この係の人がどれほど正確な内容を把握しているか?という疑問はありますが・・・。
他のオペラハウスはどうなんでしょう???担当制のところもあるのではないか?と思うのですが・・・。
係の人はジェルメッティもロッシーニのベテランで素晴らしい指揮者だから大丈夫・・・と言ってましたが、お声がかかってから2週間もなかったわけですから、プレミエ公演にしては充分な時間はなかったのではないでしょうか。
さて、公演の話にもどりますが、帰ろう!と思ったのも束の間、アルノール役のシラグーサ登場でそんな考えはあっさりと吹っ飛んでしまいました^^;
このオペラはテノールのキャスティングが難しく、上演される機会が少ないそうですが、シラグーサは見事に力強く歌い上げました。
タイトルロールよりも歌う場面が多く、しかもかなりの部分、声を張って歌わなくてはいけないので、途中でスタミナ切れしないかと思ったのですが、無用の心配、完全に公演のキーパーソン、カッコイイのなんのって^^。
お相手役のメイは少しヴィブラートが気になりましたが、声質が優しく、とても好感が持てる響きがあります。
ちょうど帰りの飛行機でチューリッヒ駅の「椿姫」を見たのですが、ヴィオレッタではそれほどヴィブラートは気になりませんでした。
左からヤンコヴァ、シラグーサ、メイ
が結構気に入ったのはテルの娘役(この公演では息子でなく娘の設定)のヤンコヴァ、コロコロした声が愛らしい。
ジェスレル役のムフがいかにも悪役の迫力ある声で存在感タップリ。
肝心のウィリアム・テルは・・・というと、懐の深いおおらかな声ですが、ヒーローというよりも善良な市民、信頼できる優しいお父さん・・・・・姿も白っぽいセーターとズボンで普通の人・・・・。
しかし、それこそがこの演出のポイントなのです!
右の写真がウィリアム・テル
ペルトゥージ
ハイ!そこに座っている方、そう!あなたです!そちらのお兄さんも!その隣のお姉さんも!スイス人だったら分かりますね!
私達スイス人にはウィリアム・テルの精神が脈々と引き継がれているのです!
私たち一人一人がウィリアム・テル!
欧州連合の圧力に屈することなく、欧州人である前にスイス人でいましょう!
スイス・フランに描かれているウィリアム・テルを失ってはいけません。
私達の父親達がずっと願ってきたように、私達も自由を願ってるのです!
というコンセプトの演出です。
さてリンゴのシーンはどうだったかというと・・・・
え~~~そんな~~と頭を抱える普通のおじさんウィリアム・テルの前に真っ赤なアーチェリーが持ち運ばれて・・・・観客思わず笑・・・・やはり少々コメディ入ってます。
ウィリアム・テルの銅像の前で娘の頭の上のりんごを見事的中させて、大喜び・・・?!
やはり現代では無理があるんじゃない?というところは他にも多々あり・・・欧州連合とスイスの争いは引き分け・・・?!・・・そこはEU諸国に気を使って、一緒にはなれませんが、仲良くしてね・・・という意図で・・・最後に日和ったとも思える演出は微笑ましくもあり、かなり現実的・・・・。
それでも最後のシーンとカーテンコールはまぁいいかって思えるような盛り上がりに・・・。
最後、突然観客席後方の扉がバタバタバタバタバタ・・・・と開き、迷彩の軍服を着た人達が中に侵入!
劇場ジャック???いえいえ皆さっきまで舞台に出ていたコーラスの人達。
真っ暗な舞台には右奥からライトに囲まれたスイスの地図がゆっくりと中央へすすむ。
コーラスの歌声は360度サラウンド。
なるへそ、なるへそ・・・。
これは愛国心にジ~~~ンとくる演出。
オケも結局ほんの一部の崩壊だけに留まったし・・・。
カーテンコールはブラヴィー!!!
演出に対してはブーもありましたが、ブラボーの勝ち。
出演者全員がすごくうれしそうだったのが印象的。
指揮者が変わったりして大変だったこともあるでしょうが、プレミエ初日は活気に溢れたカーテンコールで大成功。
その喜びが出演者の舞台上の姿に現れてました。
はこういった新しい解釈で現代に生まれ変わり、活気に溢れる公演も好きです。
今回はスイス限定の演出といったところですが・・・。
ここのオケについてはバラバラ感遭遇確率が高く、今ひとつ切れ味が悪いと思わされることがしばしばなのですが2012年からルイージが音楽監督に・・・注目です。
本文中で公演ごとにオケのメンバーが代わるということについて、疑問に思っていたわけですが、 haydnphilさんが記事になさっていました。
http://blog.livedoor.jp/haydnphil/archives/51881614.html
レパートリー・システムの劇場ではオケのメンバーを固定するのは無理だそうです。)
チューリッヒは秋晴れの良い天気、ボートレースをやってました。
Guillaume Tell / Rossini
Dirigent Gianluigi Gelmetti
Inszenierung Adrian Marthaler
Bühnenbild Jörg Zielinski, Adrian Marthaler
Kostüme Marcel Keller
Lichtgestaltung Elfried Roller
Choreinstudierung Ernst Raffelsberger
Eva Mei (Mathilde), Martina Janková (Jemmy), Wiebke Lehmkuhl (Hedwige); Michele Pertusi (Guillaume Tell), Antonino Siragusa (Arnold), Alfred Muff (Gessler), Pavel Daniluk (Melchthal), Andreas Winkler (Rodolphe), Reinhard Mayr (Walter Furst), George Humphreys (Leuthold), Domenico Menini (Ruedi)
ウィリアム・テルはここチューリッヒ近郊ルツェルンのお話で、スイスでは大変愛され、スイス・フランの紙幣、硬貨にも描かれてます。
1990年にROHで一度プラッソン指揮で鑑賞したのですが、残念ながらあまり覚えてません。
11月18日はテルが息子の頭上のりんごを射た日、この事件がきっかけで神聖ローマ帝国からスイスは独立を勝ち取ったとされています。
この時期にここスイスで上演されてこそ!というオペラでありますが、地元の話だからこそ演出はタダですむわけない・・・と思っていたら案の定
序曲が始まる前に幕が開き、背景の山々をベンチに座って眺めている人々・・・・そこに自転車でやってきて、カップルが座るベンチにオジャマする人・・・観客からは笑い声・・・ウィリアム・テルってコメディだっけ?!?
序曲が始まると、舞台にはお年寄り、怪我人、ビジネスマンと大勢の人が行き来します。
このビジネスマンはチェックを大量に持っているので、どうも銀行家らしい・・・。
そして観光客もぞろぞろぞろぞろ・・・・。
まさに時代は現代、今のスイスの状況です。
そこへ警備みたいな人が何人もやってきて通行制限するようにテープを張り始めます。
はてさて時代を現代に設定してどう展開するのでしょう・・・第一りんごの場面はどうする?????
これがですね・・・・・
ジェスレルの護衛隊達が出てくる場面、青い旗状の立て看板をそれぞれに手にして登場・・・・その旗をくるっと裏返すと欧州連合の旗
ナルヘソ、ナルヘソ・・・ふ~~~ん
旅行してるとスイスだけスイスフランなので面倒・・・くらいにしか思いませんが、これはスイスに対してEU諸国から相当の圧力があるのかな・・・と思わされる公演となりました。
ところがですよ
せっかく演出がおもしろそうだと乗り気になったのにですよ
ホルンが音はずしたのをきっかけに、一気にオケ崩壊
久々の逆毛総立ち
休憩になったら帰るえー帰りますとも!
この公演はプレミエ初日です。
もともとヘンゲルブロックが指揮を執る予定でした。
がチケットを購入したのが、1ヶ月前。
ところが出発の前日に見たら変更されてました。
サイトでも降板理由など書いてないので、プログラムを販売している人に聞いてみたところ・・・
チューリッヒは1公演ごとにオケのメンバーが代わるそうですが、ヘンゲルブロックは「ウィリアム・テル」全公演を同じメンバーで行うことを要求したそうです。
ところがオケとの話し合いがつかず、2週間前くらいに降板したとのこと・・・残念!
この係の人がどれほど正確な内容を把握しているか?という疑問はありますが・・・。
他のオペラハウスはどうなんでしょう???担当制のところもあるのではないか?と思うのですが・・・。
係の人はジェルメッティもロッシーニのベテランで素晴らしい指揮者だから大丈夫・・・と言ってましたが、お声がかかってから2週間もなかったわけですから、プレミエ公演にしては充分な時間はなかったのではないでしょうか。
さて、公演の話にもどりますが、帰ろう!と思ったのも束の間、アルノール役のシラグーサ登場でそんな考えはあっさりと吹っ飛んでしまいました^^;
このオペラはテノールのキャスティングが難しく、上演される機会が少ないそうですが、シラグーサは見事に力強く歌い上げました。
タイトルロールよりも歌う場面が多く、しかもかなりの部分、声を張って歌わなくてはいけないので、途中でスタミナ切れしないかと思ったのですが、無用の心配、完全に公演のキーパーソン、カッコイイのなんのって^^。
お相手役のメイは少しヴィブラートが気になりましたが、声質が優しく、とても好感が持てる響きがあります。
ちょうど帰りの飛行機でチューリッヒ駅の「椿姫」を見たのですが、ヴィオレッタではそれほどヴィブラートは気になりませんでした。
左からヤンコヴァ、シラグーサ、メイ
が結構気に入ったのはテルの娘役(この公演では息子でなく娘の設定)のヤンコヴァ、コロコロした声が愛らしい。
ジェスレル役のムフがいかにも悪役の迫力ある声で存在感タップリ。
肝心のウィリアム・テルは・・・というと、懐の深いおおらかな声ですが、ヒーローというよりも善良な市民、信頼できる優しいお父さん・・・・・姿も白っぽいセーターとズボンで普通の人・・・・。
しかし、それこそがこの演出のポイントなのです!
右の写真がウィリアム・テル
ペルトゥージ
ハイ!そこに座っている方、そう!あなたです!そちらのお兄さんも!その隣のお姉さんも!スイス人だったら分かりますね!
私達スイス人にはウィリアム・テルの精神が脈々と引き継がれているのです!
私たち一人一人がウィリアム・テル!
欧州連合の圧力に屈することなく、欧州人である前にスイス人でいましょう!
スイス・フランに描かれているウィリアム・テルを失ってはいけません。
私達の父親達がずっと願ってきたように、私達も自由を願ってるのです!
というコンセプトの演出です。
さてリンゴのシーンはどうだったかというと・・・・
え~~~そんな~~と頭を抱える普通のおじさんウィリアム・テルの前に真っ赤なアーチェリーが持ち運ばれて・・・・観客思わず笑・・・・やはり少々コメディ入ってます。
ウィリアム・テルの銅像の前で娘の頭の上のりんごを見事的中させて、大喜び・・・?!
やはり現代では無理があるんじゃない?というところは他にも多々あり・・・欧州連合とスイスの争いは引き分け・・・?!・・・そこはEU諸国に気を使って、一緒にはなれませんが、仲良くしてね・・・という意図で・・・最後に日和ったとも思える演出は微笑ましくもあり、かなり現実的・・・・。
それでも最後のシーンとカーテンコールはまぁいいかって思えるような盛り上がりに・・・。
最後、突然観客席後方の扉がバタバタバタバタバタ・・・・と開き、迷彩の軍服を着た人達が中に侵入!
劇場ジャック???いえいえ皆さっきまで舞台に出ていたコーラスの人達。
真っ暗な舞台には右奥からライトに囲まれたスイスの地図がゆっくりと中央へすすむ。
コーラスの歌声は360度サラウンド。
なるへそ、なるへそ・・・。
これは愛国心にジ~~~ンとくる演出。
オケも結局ほんの一部の崩壊だけに留まったし・・・。
カーテンコールはブラヴィー!!!
演出に対してはブーもありましたが、ブラボーの勝ち。
出演者全員がすごくうれしそうだったのが印象的。
指揮者が変わったりして大変だったこともあるでしょうが、プレミエ初日は活気に溢れたカーテンコールで大成功。
その喜びが出演者の舞台上の姿に現れてました。
はこういった新しい解釈で現代に生まれ変わり、活気に溢れる公演も好きです。
今回はスイス限定の演出といったところですが・・・。
ここのオケについてはバラバラ感遭遇確率が高く、今ひとつ切れ味が悪いと思わされることがしばしばなのですが2012年からルイージが音楽監督に・・・注目です。
2010-11-22 17:56
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コメント(6)
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ヘンゲルブロック、降板してしまって残念でしたね。 オケのメンバーを全公演同じにしてなにか不都合があるんでしょうか? 不思議です。
でもご当地演目が観られて良かったですね。
私、アーチェリーをしてたこと(つい2年前くらいまで試合に出てました)があるので、あのウィリアム・テルのりんご射るとこすごく怖いんです。
1発で人の頭上のりんご射るなんて…絶対ムリ~と思っちゃうから。 だから伝説の英雄なんでしょうけどね。
by galahad (2010-11-22 21:35)
シラグーザ!
わーい!好調なようでなによりです。
いつも情報をおっかけてるわけではないですが、一応ファンなので名前が出てくるとうれしいです(^^)
私はハイライト版演奏を今年2月だかに聴きました。
いいなぁ。やっぱり全曲通して観たいです☆
それにしても、帰ろうと思うほどオケが崩壊するってのもすごいですね。
by sora (2010-11-22 23:17)
演出は、中央駅の椿姫のAdrian Marthalerなんですね。この方、本職?はテレビディレクターですよね。
なんかこれも駅でやってもよかったみたいな演出ですね。
主要キャストが全員イタリア人じゃないですか.......
by keyaki (2010-11-22 23:32)
galahad さま
オケのメンバーを固定するかしないか・・・ということもこの公演の主張と同じで、オケは自分達のやり方で自由にやらせていただきます!という意思を通したということでしょうかね。
指揮者がオケのメンバーが代わってほしくないというのは当然のことのような気がしますが・・・。
>アーチェリー
趣味が広くてらっしゃいますね~~。
舞台ではもちろん矢は放たれず、ポーズでしたけど、本当に矢を飛ばす演出ってあるのかしら?
あったら凄いかも・・・。
by kametaro07 (2010-11-23 00:16)
sora さま
本当にシラグーザは素晴らしかったです。
彼の存在がオケを奮起させたかと思わせるほどで、公演を背負ってたってました。
>帰ろうと思うほどオケが崩壊するってのもすごいですね
ハイ。
結局、全体からすれば、ほんの一部分というところではありましたが、私の感覚では崩壊寸前ではなくて崩壊・・・滅多に聴くことができないほどバラバラ!
勘弁してくださいよ・・・と思ったのでした^^;
by kametaro07 (2010-11-23 00:29)
keyaki さま
>中央駅の椿姫のAdrian Marthalerなんですね。
そうなんですね。
それは気づいていませんでした^^;
もともとテレビ・ディレクターとして活躍して映画、オペラと活躍の幅を広げている人のようですが・・・。
>主要キャストが全員イタリア人
そこは全員スイス人とはいかなかったですね。
by kametaro07 (2010-11-23 01:05)