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バイエルン州立歌劇場 [オペラハウス]

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 オペラハウスについての感想など・・・第3弾画像 313.jpg画像 314.jpg




座席数1773席
立ち席323席







 音楽監督はケント・ナガノ。上品で優雅な劇場で[猫]が行ったことのあるオペラハウスの中で一番音響が良いと感じたところです。グルベローヴァが活動の拠点としているオペラハウスでもあります。
 
 チケット販売所は昼間は劇場裏、通りを挟んで向かい側にあります。チケット完売でもここで聞いてみる価値はありそうです。[猫]はここで売り切れだったカルメンのチケットを手に入れたことがあります。ただし、リターンのチケットは現金でしか購入できません。公演前のチケット販売所は劇場正面一番右の扉を入って右にあります。

 クロークルームは座席によって分かれていて、座席の近くにあります。何番から何番まではここと表示もあり、分かりやすい上に終演後のコート引取りのための混雑もそれ程なく便利です。画像.jpg
 
 3階にあるホールも美しく、優雅な雰囲気です。

 チケットはホームページhttp://www.bayerische.staatsoper.de/228-ZmxhZz0xJmw9ZW4-~index.htmlから購入できますが、公演の2ヶ月前までと後ではシステムが違います。(6、7月にあるオペラフェスティバルを除く)
 2ヶ月前まではホームページ上、所定のフォームに希望座席、必要事項を入力して送ります。それぞれの公演でオーダーはいつから受付が始まるか表示してありますが、人気の公演は受付が始まる前にオーダーを送っておいた方が良さそうです。受付が始まってしばらくすると結果が郵送されてきます。希望の席が取れなかった場合、他の席が割り当てられ、指定された日までに購入の意思表示とクレジットカード番号を電話かFAXで伝えなくてはいけません。最初のオーダーの際にもクレジットカード番号は入力するので、2度手間ですが仕方ありません。希望通り席が取れた場合はこの手間は不要なのかもしれません。
 2ヶ月前を過ぎるとこのオーダーで残った席がネット上、座席を選べるシステムで購入できるようになります。但し、ここは立ち席もネット販売されますので注意が必要です。下から2番目のカテゴリーは普通の席と立ち席と両方あるので要注意。Stehpl.と表示されるのは立ち席です。
7月17日追記 [ 下から2番目のカテゴリーの立ち席には腰をのせることができる小さな腰掛があります。完全な立ち席とまではいきません。一番下のカテゴリーは3種類あります。Stehplaz、Partiturplaz(譜面席)、HörerplazですがPartiturplazとHörerplazは舞台が見えません。Stehplazは完全な立ち席です。
 バイエルン州立歌劇場はここに書いたNationaltheaterの他、Prinzregententheater、Cuvilliés-Theater http://kametaro07.blog.so-net.ne.jp/2009-07-31があり、それらの劇場で行われるオペラ、バレーのチケットも同じサイトでチケット購入が可能です。]

 オペラフェスティバルの間の公演は全て同じ日からオーダー受付になります。

 [猫]は今年のフェスティバル、ルクレチア・ボルジアはオーダー受付前に送ったのでチケット入手できましたが、アイーダは迷って受付が始まった後にオーダーを送りました。結果は売り切れ、立ち席しか購入できませんでした。しかし、その後残念ながらアイーダを歌うはずだったフリットリが降板となり、高い席を買わなかったことで結果オーライかな?

 
 ところで今年のフェスティバルでカウフマンがローエングリンを歌いますが、来年バイロイトでもローエングリンを歌うことになったそうです。2010・11シーズンにはMETでジークフリートも歌うようだし、2013年のヴァーグナー生誕200周年に向けて、ヴァーグナーに取り組む姿勢が変わってきたように思います。
 
 METについては[猫]大きな見間違い、勘違い、すみません!!!ちゃんと確かめてから書きます。

 カウフマンのファンのサイトhttp://www.jkaufmann.info/schedule__termine.htmによると、METは2010・11シーズンにヴァルキューレ、2012・13シーズンにパルジファルに出演予定。(5月5日追記)
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コメント 4

蘭丸

バイエルン州立歌劇場って確か「トリスタン」と「マイスタージンガー」の初演があったワーグナーには馴染みの深い劇場ですよね。アメリカの劇場は何処も3000人前後の規模なので一度、この位のサイズの劇場でオペラを観てみたいです。

カウフマンのローエングリンは今から楽しみです。彼は2013年METリングのジーグムントのなで2010・11年はジーグフリートではなくジーグムントの間違えではないでしょうか?もしジーグフリートなら無謀なような気もします。
by 蘭丸 (2009-05-02 16:03) 

kametaro07

蘭丸さま、
ご指摘ありがとうございます。
勝手に見間違えて、体力のある若いうちに思い切って挑戦するのかと思ってしまいました。
しかしオペラハウス側もそんな無謀なことはしませんよね。
こういう勘違いが初心者の浅はかさなんですよね^^;
今後もとんでもない勘違いをやらかすかもしれませんので、見捨てないで教えてください。お願いします!!
by kametaro07 (2009-05-04 22:28) 

babyfairy

なるほど、変わったチケット販売システムなんですね。フォームに希望を書いて送って、気に入らない席だったら買わなくても良い、と言うのはどこぞのスタンドバイ・チケット制度よりも良さそうですけれど。。。最前列の中央付近、なんて希望も通るんでしょうか。

12月にフィリアノーティがニーノ・マチャイゼやファビオ・カピタヌッチと共演で『愛の妙薬』を再び歌います。もう聴いたから別のオペラにしたいところだけれど、他のは日程的に難しかったりします(来年のドン・ジョヴァンニも気になるけど)。

by babyfairy (2009-06-10 08:38) 

kametaro07

babyfairyさま
私は希望の座席番号を4席指定して、この内のどれか・・・と送ったのですが、人気の高い夏のFest Spieleの公演だったので、カテゴリーは一緒でしたが全く違う場所の席を割り当てられました。希望が重なった場合は顧客優先?オーダー順?ちょっとわかりません。
12月ぐらいの公演だったら、それ程混んでないとは思うのですが、サブスクリプションの人達がいますから何とも言えないところではあります。少なくとも前方数列内には取ってくれそうな気がしますが・・・。
サブスクリプションに入っているかはホームページから調べられますが、4,14,18日の公演はサブスクリプションがある公演のようです。
その他にも旅行代理店にグループで押さえられてしまうこともあるかも?
いずれにせよ最前列中央付近で送ってみてはいかがでしょうか?

by kametaro07 (2009-06-10 13:36) 

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